白鵬・鶴竜 減給、八角理事長は3か月報酬全額返上

 

日本相撲協会は20日、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、

元横綱日馬富士関(33)による幕内貴ノ岩関(27)(貴乃花部屋)への暴行問題を調査している危機管理委員会(委員長・高野利雄外部理事=元名古屋高検検事長)から最終報告を受け、

 

既に現役を引退した元横綱を「引退勧告相当」とし、

暴行現場に同席した白鵬関(32)、鶴竜関(32)の2横綱の減給と、

八角理事長の3か月間の報酬全額返上など一連の処分を決めた。

 

最終報告では事件の背景に指導、教育のために暴力はやむを得ないとの考え方が残存していると指摘したが、相撲協会は稽古場を含めて2度と、こうした暴力事件を起こさないように意識改革を図ることを決めた。

今回の事件を風化させないために、「暴力追放の日」を制定するなどした上、外部有識者を含めた再発防止検討委員会を新設する。

 

 

理事選間近 貴乃花親方と八角執行部どちら寄りか疑念渦巻く

例年、1年の締めくくりとなる大相撲九州場所では、一門ごとに親方衆が顔を揃える「一門会」が開かれる。

 

「毎年開かれるこの会合は2年に一度、非常に重要な意味を持ちます。年明けの初場所後に日本相撲協会の『理事選』がある時は、一門会で理事候補の調整が行なわれるからです。

ただ、今回は九州場所中に日馬富士の暴行事件が発覚し、どの一門も候補を絞れない異常事態に陥っている」(協会関係者)

 

相撲協会の理事会メンバーは理事長を含め10人。

年寄株を持つ親方衆の投票で理事が決まり、理事による互選で理事長が決定する。

 



「現在、一代年寄の貴乃花親方を含め親方衆はちょうど100人だが、空席の年寄株が6つある。初場所千秋楽までに引退力士が急遽、継承する場合もあるので、総投票数の上限は106。10票が理事の“当確ライン”になる」(同前)

 

その「当確」に必要な票の奪い合いこそ、今回の大騒動の本質とみられている。

各一門内で“誰が貴乃花親方に近く、誰が八角執行部寄りなのか”という疑念が渦巻いているのだ。

 

「協会ナンバー2である尾車事業部長(元大関・琴風)と、二所ノ関審判部長(同・若嶋津)の2理事を擁す二所ノ関一門内も、混乱の極みだ。二所ノ関親方が先の10月に自転車で転倒し、リハビリ入院中のため続投は事実上不可能。だが、一門会では“回復中なのに次期候補を決めるのは失礼”という声があり何も決まらなかった」(ある若手親方)

 

水面下で後継理事に芝田山親方(元横綱・大乃国)を推す声がある一方、貴乃花親方に同調する親方も多い。

 

「その代表格が部屋付き親方3人を抱える佐渡ヶ嶽親方(元関脇・琴ノ若)とされている。貴乃花一門に移籍する話まであったものの、先代(元横綱・琴桜)の未亡人女将は協会主流派を支持しているようで、婿養子である親方が従っている状態です」(同前)

 

かつて理事選は、各一門が事前調整して無投票になるのが慣例だった。

これを打破すべく一門を割って2010年の理事選に出たのが貴乃花親方だ。

呼応した若手親方の支持で当選を果たして以降、一門制は瓦解しつつある。

 

一枚岩にまとまっている一門は皆無だ。

 

貴乃花親方の処分がどうなるのか・・・気になる所ですね。

 

 

-スポーツ, 事件・事故, 国内, 話題
-, , , ,