日本刀専門家のイギリス人男性、実家の寝室で切腹

 

仕事で日本とイギリスを定期的に行き来していた男性にいったい何があったのか。

今年の6月29日、ホリデーのためにイギリスの実家に戻った日本刀専門家の男性が、寝室で切腹し命を絶った。

このほどその死因審問が行われたことが英メディア『Metro』『The Sun』『South Wales Argus』などで伝えられた。

アラン・ジョーンズさん(51歳)は日本刀専門家として日本で勤務しており、定期的に母親マーガレットさんの住むサウス・ウェールズのニューポートに里帰りをするという生活を送っていた。

今年2月にも、いつものように家族や友人らに会うために実家に戻って来たアランさんは6月29日、実家にある自分の寝室で日本刀を使って命を絶った。

12月14日にニューポートの検死官裁判所で行われた死因審問では、発見者となったマーガレットさんが

「寝室の床に息子が血まみれで倒れていた。日本刀の上に息子の体があった」

と述べた。

また姉のマリアンヌ・カウルフィールドさんは、

「弟はニューポートで生まれましたが、長年にわたり海外暮らしをしていました。最近はインドやオーストラリア、日本に住んでいたのですが、イギリスに戻って来た時には友人を訪ねたりしていました。でも今回帰って来た時には、いつものアランじゃないみたいでどこか様子がおかしいと感じました。体重が減り、ほとんど寝室に引きこもっていました」

と話している。

アランさんは日本の侍文化に興味を持つようになり、日本刀のコレクターとなった。

イギリスに戻ってきた時に、ロンドンの日本刀の専門家にいくつか日本刀を送っており、今回仕上がった刀を手にした直後に自らの命を絶ったようだ。

解剖の結果、アランさんの死因は腹部を刺した時に起こった肝臓と心臓の裂傷だということが明らかになった。

検死官は

「アランさんは日本刀への情熱を持っていた。彼は日本刀の上に覆いかぶさるようにして亡くなっており、自傷行為とみて間違いない。日本の侍文化では日本刀での死を『腹切り』というが、イギリスでは『自殺』に他ならない」

と述べ、アランさんの死因を自殺と断定した。

日本とイギリスを行き来し、情熱を注いで日本刀を販売する仕事をしていたはずのアランさんにいったい何があったのだろうか。

本人がこの世を去ってしまった今、その答えは永遠に謎である。

 

その日本刀に込められていた怨念が乗り移ってしまったんでしょうか?

 

 



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