命乞いする武器不所持の男性を殺害、米警官に無罪

 

【AFP=時事】

米南西部アリゾナ州のホテルで武器を所持していなかった男性を撃ち殺害した警官に対し、陪審団は7日、無罪の評決を下した。

米紙USAトゥデー(USA Today)によると、フィリップ・ブレイルスフォード(Philip Brailsford)被告は昨年1月、同州のホテルの廊下でダニエル・シェーバー(Daniel Shaver)さん(26)を殺害し、第2級殺人などの罪に問われていたが陪審は無罪の評決を下した。

一方、同州当局はこの事件に関連して8日、武器を持っていない男性がすすり泣きながら命乞いをした後に、無罪となった警官に射殺される様子を捉えた映像を公開した。

評決の後に公開されたこの映像は、警官が装着していたボディカメラで撮影されたもの。

殺害された当時、結婚していて2人の子どもがいたシェーバーさんはひざまずき、数分間にわたって警官の指示に従いながら「撃たないで、撃たないで」と懇願している。

酔っていたシェーバーさんは、おそらくズボンを引き上げようとしたのか、背後に手を伸ばすように見えたところで、ブレイルスフォード被告がアサルトライフル「AR15」から5発の銃弾を撃っている。

米国で問題となっている警官によるアフリカ系住民の殺害事件とは異なり、この事件は双方が白人だった。

地元メディアが報じた警察の報告によると、フェニックス(Phoenix)郊外のホテルの5階の部屋で男が銃を持っているという通報に対応し、複数の警官が駆け付けた。

後に、撃たれたときにシェーバーさんは武器を持っていなかったことが判明した。

警官らは部屋で空気銃を発見したが、これはシェーバーさんが有害生物の駆除の仕事で使用していたものだという。

またシェーバーさんは出張で現場のホテルに宿泊していたという。

USAトゥデーによると、ブレイルスフォード被告が勤務時携帯用の銃に「くたばれ」という言葉を彫り入れていた事実について、裁判長は先入観を持たせる可能性があるとして陪審員団が知ることを許可しなかった。

 

例えズボンが下がって丸見えになっても手は動かしてはいけませんね・・・

 

 



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