貴乃花 ブログで綴っていた“弟子への思い”

 

引退した元横綱日馬富士(33)の暴行問題を受け、日本相撲協会の理事会では貴乃花巡業部長(45)が同問題に対応することを理由に担当から外れることとなった。

また、暴行を受けた貴乃花親方の弟子である平幕貴ノ岩(27)も冬巡業を休場、一部では現役復帰困難とも言われている。

モンゴル力士会、相撲協会、貴乃花部屋という 三つ巴 の戦いの様相を呈している今回の騒動だが、過去に貴乃花親方がブログに綴っていた 弟子への思い が「これぞ親方のあるべき姿」と絶賛され、話題を呼んでいる。

'13年5月12日、貴乃花部屋のホームページ上で「わが弟子たちへ」というタイトルがついた投稿にはこうある。

 

「神様を敵に回しても親方はなにも怖くないさ。ただ、君たちが怪我をするのだけがすごく怖い。

神様は居るようでいないものだよ。居るとしたら、君たちの守護神は親方さ。君たちのためなら、例え世界中の神様を敵に回したとしても、なにも臆することはない。

もしも神様が君たちの命を奪いにくるのであれば、親方が奪い返す。

親方は相撲しか知らない。相撲は詳しい、負け方も勝ち方も心得ている。しかし君たちには勝たせることしか教えない。命懸けで勝たせる。」

 

師匠として弟子を常に思い続けるこの投稿は、スクリーンショットとともにSNS上で多くのアカウントにシェアされ、

「誰よりも相撲と真摯に向き合っている」

「熱い親方だ」

と絶賛の声を集めている。

 

 

貴乃花名言集

    • ただでさえ体が大きくて威圧的に見える力士が、道の真ん中を肩で風を切って歩いている姿なんて、私に言わせれば論外です。ほかに歩いている方々の邪魔にならないよう道の端っこを歩くべきです。そしてその姿勢は四股を踏む型どおり、背筋を伸ばした凛とした風体であるべきだと思います
    • 競技が終わったら出番はおしまいというものではありません。勝っても負けても相手を敬おうとする姿勢であったり、目上の者に対して礼儀正しく振る舞う礼節であったり、相撲には日本人として誇るべき美しい作法やしきたりが多く残されています。力士はそれを担っているという自覚を持たなきゃいけないし、また、地域の人と交流を持ってそういう文化を普及させていこうという姿勢をもたなければならないと思います
    • 自分さえいい思いをすればいいというのは苦手です。「武士は食わねど高楊枝」という言葉がありますが、相撲界には残しておきたい言葉です。相撲界は地位が上の者から食べますが、私の部屋では兄弟子たちに一番弱い立場の後輩に目を配れと言っています。体をつくらなければいけないわけですから
    • 成長していく過程できついとかつらいとか思う、そういう環境に追い込むことが親方の仕事だと思っています。五体満足で生んでもらったことへの感謝の気持ちがあれば,体が不自由で相撲を取りたくても取れない子がいるのに,きついって言ってられるかって
    • 土俵に上がって向こうの景色が見えないというのは、小錦、曙、武蔵丸の3人だけでしたね。体からして違いましたよ
    • プロは、「努力をしている」などと言うことは禁句の世界です
    • まずは、どんな時でも踏ん張らなければいけないと思います。私は弟子たちにも「がんばれ」とはほとんど言いません。無理をして「がんばる」のではなく、信念を貫くために「踏ん張る」です
    • 相撲では、土俵に入る際にお辞儀をし、取組を終えたらまたお辞儀で終わります。これは見栄えのためにやっているものではありません。型通りの所作を地道に続けることで、勝敗がどのように決しようとも相手を敬う気持ちが醸成してゆくのです。そして、最終的にはそれら地道な所作を繰り返す自分に対しても、尊敬の念が芽生えてきます
    • これが不思議なものでね「勝てる」と思っていると負けます。逆に「負けるかもしれない」と思っていると勝ちます。必ずです。ホントに
    • 記者泣かせと言われたりしましてね。うまくできなかったんです。世間に対して、見栄えよく映ろうと思ったことは一度もなかったし、土俵に上がることだけが生きがい。それ以外は何を言われても構わない。本当の相撲ファンは、貴乃花が土俵で力を出し切ることを望んでいる。その人たちさえ喜んでくれたら相撲界の役に立てる。そう信じていましたからね

相撲と完全に向き合い、誰よりも相撲について考えていらっしゃいますね。

弟子たちの対する愛情もよくわかります。

 

 

-いい話, スポーツ
-, ,