「イチローは先発でできる」―元名選手がMLBでの現役に太鼓判

 

今季でメジャー17年目のシーズンを終えたイチロー外野手は、マーリンズが2018年の契約延長オプションを行使しなかったために、現在フリーエージェントとなっている。

来季の去就に注目が集まる中、メジャー通算2591安打を記録した名選手は50歳まで現役続行を希望するイチローのメジャーでの現役続行に太鼓判を押し、「中年の星」と期待を込めている。

 

「イチローはまだ現役でプレーしている。それは信じられないほど素晴らしいことだよ。彼はマーリンズの一員としてアリゾナで試合に出場していた。彼が日本であれだけの達成をした挙句に、メジャーで3000本安打を記録したというのは本当に偉大だと思う」

 

こう語ったのは、ダイヤモンドバックスでデリック・ホール球団社長付き補佐を務めているルイス・ゴンザレス氏。

2001年のヤンキースとのワールドシリーズ第7戦で守護神マリアノ・リベラからサヨナラ打を放った英雄は独占インタビューに応じ、イチローについてこう語っている。

 

1990年にメジャーデビューしてから2008年に引退するまで、強打者として活躍した元外野手はイチローのキャリアを対戦相手として見つめ続けてきた。

オールスター出場5回を誇るゴンザレス氏にとっても、別格な存在だという。

 

「アメリカで、すでに彼はスペシャルな選手という立場をすでに確立した。彼のようなタイプの選手を見つけることは稀有だよ。アメリカだけでなく、日本でも彼みたいになりたいという子供は多いと聞く。彼のメジャー挑戦の夢は正しい形で成功したと思う。

彼は未だに数多くの試合でハイエネルギーを発散している。偉大な強肩の持ち主で、素晴らしいディフェンダーでもあり続けている。バットも振れているしね、フィールドでの立ち姿を見ると、彼は心からベースボールを楽しんでいるように見えるよ。そんな彼のプレーを見ることは私にとっても楽しみなんだよ」

 

マーリンズ以外なら「スタメンで出られるところもあったと思う」

10月に44歳の誕生日を迎えた背番号51は、今季もマーリンズで4番手の外野手という役割だった。

本塁打王スタントン、イエリッチ、オズナという最強外野トリオが怪我なく好調を維持したために、イチローの打席数は渡米後で最も少ない「215」に終わった。

5月までは打率1割台と低迷したが、6月以降は上昇気流に。7月、8月と月間打率は3割(.321、.346)を記録。代打としても歴代最多にあと「1」と迫る27安打を放った。

最終的に打率.255、3本塁打、20打点、1盗塁で今季を締めくくった。

 

ゴンザレス氏は、イチローがマーリンズではなく他の球団でプレーしていたら、レギュラーでの出場機会を手にすることも可能だったと指摘する。

 

「すでに44歳ですが、彼はまだまだメジャーでプレーできる。それは間違いない。彼は優秀な若手の外野手が数多くいるチームでのプレーだったが、他のチームならスタメンで出られるところもあったと思う。彼は未だにメジャーでしっかりと通用するんだ。

それが彼にまつわるアメージングなところだよ。私は彼の現役続行を祈っているよ。我々オールドガイ(中年)の希望の星なんだよ」

 

メジャー最年長野手となったイチローは若々しい体型を保ち、走攻守に高いレベルのプレーを披露している。

「ゴンゾ」の愛称で知られ、今年50歳になったDバックスの英雄らアメリカの中年男性にとっても「希望の星」のような存在だという。

 

現役引退から10年がたったゴンザレス氏は、イチローが現在の自分の年齢までメジャーでプレーすることを熱望している。

 

「彼は50歳までプレーしたいと言っているね。それができる人間がいるとすれば、イチローしかいないだろう。彼の打撃練習でのスイングを見ていると、未だに健在だよ。

スローダウンしている兆候を見せない。彼はホームランを狙える打力の持ち主だけれど、パワーを売りにしていない。未だにヒットを打てるじゃないか。彼が50歳になるまでプレーする姿を私も見たいんだよ」

 

ゴンザレス氏は挑戦を続けるイチローに力強いエールを送っていた。

 

私もエール送ります!!

 

 

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