「モンゴル力士会」ではなかった?宴席に居合わせるはずのない二人

 

モンゴル出身の横綱・日馬富士(伊勢ヶ濱部屋)が同郷の後輩力士・貴ノ岩(貴乃花部屋)を殴打する事件が、巡業先の鳥取で起きたのは10月25日の夜。事件は根深い問題を表面化させた。

この夜、鳥取のちゃんこ屋での1次会には日馬富士、貴ノ岩のほかに横綱の白鵬、鶴竜、関脇・照ノ富士らモンゴル出身力士が多数参加した。

 

「ただ、同郷の集まりというよりは、地元の相撲強豪校・鳥取城北高校に関係する力士を中心に集まっていた。貴ノ岩らはモンゴルから鳥取城北に相撲留学したOB。

白鵬は、同校相撲部の石浦外喜義・総監督の息子である十両・石浦を内弟子に取っていて関係が深い。

貴乃花親方は弟子たちに対し、稽古場を除いては他の部屋の力士と仲良く交流することを禁じています。本来、貴ノ岩が部屋をまたいだモンゴル勢の集まりに顔を出すことはないわけですが、高校の相撲部OB会ということで、親方の許可が出たとみられています」(ベテラン記者)

 

さらに、ある鳥取城北高校OBはこんな話をする。

 

「本来、日馬富士と鶴竜は鳥取城北高校とは何も関係ないから来るはずがなかった。数年前に鳥取への巡業があった時の同じような夜の会合には自分も顔を出したが、日馬富士と鶴竜はいなかった。今回は、白鵬がたまたま声をかけたんじゃないか」

 

モンゴル勢の集まりには顔を出さないはずの貴ノ岩と、鳥取城北の集まりには来ないはずの日馬富士が居合わせ、結果として2次会の席で事件は起きた。

つまり、幕内に9人(横綱3、関脇1、平幕5)という一大勢力であるモンゴル人力士たちは、全く一枚岩ではないのだ。

 

「一言にモンゴル勢といっても前頭筆頭の玉鷲をはじめ、貴ノ岩、荒鷲、逸ノ城らは同郷の先輩とは積極的に交流しないし、土俵上でも遠慮なく全力でぶつかっていく。今年の初場所では、白鵬から貴ノ岩と荒鷲が金星をあげています。

2011年に発覚した八百長事件でモンゴル勢でも引退勧告を受けた力士がいたことから、若手はことさらガチンコを徹底しようとする。だんだんと世代間の溝が深まっていた」(前出のベテラン記者)

 

今回の事件は、単なる突発的な事故では片付けられない、モンゴル勢内部の「溝」の存在を裏付けている。

 

八百長問題も絡んでいるんですか?

ガチンコ・・大いに結構です。当たり前ですが。

 

 

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