熊本地震後にアルコール依存症の相談が2倍に・・・

 

昨年4月の熊本地震後、県に寄せられるアルコール依存症関連の相談件数が、地震前の年度の2倍超にはね上がっている。

どうすれば家族や身近な人を酒の害から守ることができるのか-。

14日、相談窓口を設置した県精神保健福祉センター(熊本市東区)の渡辺知子臨床心理士に、背景や早期発見のポイントなどを聞いた。

 

-相談増加の背景は

被災による生活環境の変化や再建に向けた不安、失業などが考えられる。地震前から依存症だったが、狭い仮設住宅に入居して家族の目に触れる機会が増えたことで、周囲が気付く事例も多いようだ。

 

-発見のポイントは

人によって摂取可能なアルコール量は異なり、どの程度飲むと依存症になるという目安はない。仕事や家庭よりもアルコールを優先するようになれば依存症を疑う必要がある。

 

-症状回復の方法は

一度、依存症になってしまうと治療をしても完治はできず、断酒を続けなければならない。県の支援プログラムでは患者同士で体験を語り合うなどして複数人で断酒に取り組む。

 

-家族に向けて

患者本人は自分が依存症であることを認めたがらないし、病院に連れて行くのも難しいケースが多い。家族は患者がいることを隠しがちだが、まずは窓口に相談してほしい。

 

県精神保健福祉センター(東区月出3丁目)の窓口相談は電話予約制=096(386)1166。いずれも無料。

 

■アルコール依存症のポイント■

【原因】

長期間の飲み過ぎにより引き起こされる。依存症になるまでの期間は男性20年以上、女性10年以上とされる

【兆候】

飲むべきでない時に飲みたいと強く思う。飲むと想定より多く飲んでしまう。手元に酒がないと落ち着かないなど

【症状】

アルコールが抜けると、いらいらや不眠、頭痛、手が震える。仕事ができなくなったり、周囲とトラブルを起こしたりすることも

【予防】

厚生労働省の定める依存症発症リスクが少ない「節度ある適度な飲酒」は、壮年男性の場合、1日ビール500ミリリットル。1週間に1、2日は飲まないなどを推奨している。

【治療】

医師と面談し、自身が依存症だと自覚をした上で断酒に取り組むのが一般的な流れ。患者がグループで体験を語り合うなどし、共に断酒に取り組む方法もある。

 

まあ、ストレスもいっぱいあるんでしょうから・・・

「酒でも飲まなきゃ」になりますよね。

 

 

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