NPBでも来季から“チャレンジ”導入

 

プロ野球で来季から判定に異議がある際に監督が映像による検証を求めることができる制度が導入されることが12日、分かった。

現在は審判員が必要と判断した場合のみリプレー映像での検証を行っている。

米大リーグで実施されている「チャレンジ」と同様の制度で13日に日本野球機構(NPB)で開かれる実行委員会で正式決定し、発表される。

 

現在も本塁打かどうかの判定や本塁でのクロスプレーなどでリプレー検証が行われているが、監督から要求することはできない。

新制度では「リクエスト」として規定の回数以内で検証を求めることができるようになる。

来季オープン戦(本拠地のみ)から導入し、公式戦では地方開催、ポストシーズンを含め全試合で採用される予定だ。

 

「チャレンジ」の対象となるのは本塁以外でのアウト、セーフやファウル、フェアの判定とみられ、ストライク、ボールは対象外。

また、審判の裁量で行う従来のリプレー検証も併用され、本塁や二塁でのコリジョン(衝突)プレーはこちらで判定。

現在、ポストシーズンを含む公式戦は全てテレビ中継されており、この映像を元に判定を下すことになる。

 

テニスやアメフトなどではすでに導入されている制度。

 

球界関係者は

「あくまで審判の判定が基本だが、MLBや韓国、台湾のプロ野球でも制度化され、日本もそういう流れになった」

と説明した。

 

映像ハイテク機器の登場で、より正確な検証ができるようになった時代。

日本のプロ野球も、国際化の流れに乗る。

 

TVでMLBを観てますが判定までの時間もさほど気になりませんし、いいことだと思います。

自信満々で誤審している審判の方・・・お気をつけて・・・

 

日本シリーズ前の監督会議。

ソフトバンクの工藤監督は判定の難しい本塁上でのプレーへのリプレー検証を徹底してほしいと訴えた。

第2戦での今宮の「神の手生還」は記憶に新しい。

しかし、障害は山ほどある。

大リーグはチャレンジ制度確立へ全本拠のテレビカメラやマンハッタンのスタジオなど、30億円以上の費用を投じた。

日本で同程度の精度を再現することは現実的に不可能だ。

年数回開催の地方球場の問題もある。

一方で可能な範囲で再現することはできないか。

世界のスポーツを見れば、テニス、アメフット、バスケットボールなどでビデオ判定は主流だ。

ファン目線では映像確認が安易に可能なプレーがスルーされただけで猜疑(さいぎ)心を抱く。数分の後に映像が真実を語るならば、勝敗を分ける場面での誤審は全員を不幸にする。

やれる範囲が限られるとしても、その範囲内で歩みを進めるべきだ。

徹底すべきは球団、審判団、機構間での運用規則の線引きであり、万能ではないことも承知することだろう。

 

 



-いい話, スポーツ, 話題
-, ,