同僚女性のこんなしぐさやあんなしぐさ 「臭ってますよの意思表示」

 

臭いで周囲に不快な思いをさせるスメルハラスメント(スメハラ)がクローズアップされるなか、職場の女性たちは臭いを防ぐためになんらかの行動をとっていることが、調査会社のアンケートで分かった。

 

同僚女性のこんなしぐさは、あなたの臭いへの注意信号、かもしれません。

 

「臭いの強い人が使用した後の会議室に嫌な臭いがこもっていました。次に使用するメンバーたちと協力し、窓を開けて換気しました」

 

東京都内の女性会社員(27)は渋い表情で語る。

そもそも職場で「臭い」が意識されるようになったのはいつからか。2011年の東日本大震災以降とするのは、男性用化粧品メーカー「マンダム」(大阪市中央区)広報部の奥啓輔主任(31)。

 

「節電意識が高まり、暑くても少し我慢しようという空気が生まれ、ビジネスシーンで汗をかく場面も増えました」

奥さんによれば「同時に、汗の嫌な臭いへのケア意識が高まった」

そこで同社は、企業や就職活動中の大学生を対象にスメハラを予防するための出前講座を実施し、制汗剤の効果的な使い方などをアドバイスしている。

 

「職場のハラスメント研究所」(東京都文京区)は、数年前から日本国内で浸透したとする。海外では認識されていないとも。スメハラは、日本固有のものというわけだ。

 

ちなみに、臭いの問題は職場に限定されない。

 

「満員電車で強い臭いの男性が近くにいた場合、息を止めたり、別の車両に移動したりします。自分の服にも臭いがうつるのでは…との不安もあるからです」

と女性会社員(22)は話す。

 

女性はどう防御する?

さて、臭いに対する意識が高まるなか、市場調査会社「マクロミル」(東京都港区)が「ビジネスシーンにおけるニオイに関する調査」(調査期間8月28~31日、有効回答500)というインターネット調査を行った。対象は全国の20~49歳の女性。

 

「男性の身だしなみで最も気にしている点は?」の質問には、調査期間が8月の終わりということもあってか回答者の44・8%と約半数が「臭い」を挙げた。

 

「臭い」が気になる場所は、次の通り。

(1)電車(70・8%)

(2)オフィス(60・6%)

(3)エレベーター(55・4%)

 

不快に感じたからといって相手に注意するかといえば、さすがに85・6%は「NO」。

となれば、“自衛”するしかない。実際に85・2%が「相手の臭いをブロックする行動をとる」と回答。アンケートは6つのしぐさを写真で提示。

その中から選択する形で、臭いをブロックするのにどのようなはぐさをするかを聞いた。結果は次の通り。

 

(1)鼻の下に人差し指をあてる(34・5%)

(2)鼻の下にげんこつをあてる(31・2%)

(3)手のひらで鼻と口を覆う(24・2%)

(4)鼻をつまむ(8・7%)

(5)両手をげんこつにして鼻を押さえる(7・5%)

(6)両手のひらで鼻を左右から押さえる(5・2%)

 

その他自由回答では、「顔を背ける」「口呼吸に切り替える」「袖で口を覆う」「携帯電話やハンカチなどとりあえず手持ちのグッズで鼻を押さえる」など。

 

鼻を押さえたり、顔を背けたり、さりげないというより分かりやすい行動に見えるが、この点についてアンケートの広報担当者は、

「同僚を傷つけたくはない。一方、臭いは商談や社内のコミュニケーションでマイナスになることも分かってほしい。6つのしぐさは、ギリギリの意思表示です」

と説明する。

 

そのうえで「女性のこのようなしぐさを見たら、一度立ち止まって自分の臭いかもしれないと確認してほしい」と期待する。

 

 

逆ハラスメントにも注意

ただ、臭いの原因である当人に対して不用意に口頭で注意することが、逆のハラスメントになることもある、と都内の企業で総務を担当する女性(46)は注意を促す。

 

「『臭い』『臭う』という言葉は、個人の人格を否定し、いじめの現場でも便利な手段として使われています。指摘の方法はくれぐれも慎重に」

 

相手との距離や人間関係からみて、適当だと思う表現を誠意をもって探すべきだという。

 

「臭い」って見えませんからね・・・

歳取ってからの加齢臭が気になってる私です。

 

 



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