【巨人】菅野は「最も出塁させない男」驚異のWHIP0・85

 

◆巨人3―0ヤクルト(26日・東京ドーム)

人がヤクルトに完封勝ちし、3位・DeNAに1ゲーム差に迫った。

菅野が6回2安打無失点で両リーグ単独トップの17勝目をマーク。

逆転CSへ負けられない戦いが続く中、エースの意地を示すと同時に、自身初の最多勝をほぼ手中にした。

打っては中井が2回に先制打、4回にはプロ野球史上初の球団通算1万号となる5号ソロの活躍で、6回は長野が16号ソロで追加点。

3連勝で70勝目に到達し勝率5割以上が確定。残り4試合に希望をつないだ。

 

味方の信頼を背中に感じ、菅野はギアを上げた。

1―0の4回1死三塁。打者バレンティンで内野陣は前に出た。

内角速球で詰まらせて捕邪飛。後続も抑えて踏ん張った。

「今年ずっとですが、井端コーチが(ピンチで)前進守備を敷いてくれる。信頼してもらっているので、何とか期待に応えたかった」。

11年連続のCS進出へ絶対に落とせない一戦で、意地を見せた。

 

6回2安打無失点の快投でリーグトップの17勝。同1位の防御率1・59は、斎藤雅樹の89年のキャリアハイ1・62を上回る。

自己最多の187回1/3、6完投、4完封もセ1位。自身初の沢村賞に向け

「狙える位置にいる以上、そういうのも意識しながら投げました」。

負ければ3位DeNAに2差となる土俵際。逆転Aクラス入りへ望みをつないだ。

 

昨年は防御率2・01でタイトルを取りながら、白星に恵まれず9勝。

オフには原辰徳前監督から「防御率は立派だが、勝てる投手にならないといけない」とゲキを飛ばされた。

そのために自分に何ができるのか。

「投手はできることしかできない。イニングと防御率にこだわる」との信念を胸に、細かい数字にも目を向けて力に変えてきた。

 

「日本の野球も、投手の勝ち星だけを見るのではなく、もっとイニングとか防御率とかで評価しないといけないと思っています。WHIPという指標もある。いかに年間通して働いたかが大事ですから」

 

1イニングあたり、四球と安打で平均して何人の走者を出すかを表すWHIPは、12球団トップの0・85。

1を切れば超一流とされる中で驚異的な数字だ。

投手の勝敗は運にも左右されるが、米国では能力を示す指標としてMLB公式サイトに掲載されるなど浸透。今季のメジャーのトップが0・86。

菅野はドジャースのカーショーらを上回り“世界一”の安定感を誇っている。

 

「現状に満足していないですが、投手の個人的な成績は三振以外は全てチームの勝利に直結する。数字と戦っているわけじゃないですが常に塗り替えたい、来年はもっといい数字を残したい、その繰り返しです」

 

出塁を許さなければ失点のリスクは減る。

終盤の大一番でも、やることは不変。

出した走者は4人だけと圧倒した。すでに最多勝も決定的。

由伸監督は「すごい数字。大きな貢献度」と絶賛した。

 

球数98球で降板したことから、状況次第で中4日で1日の阪神戦(東京D)に回ることも可能になった。

「勝ち続けることしかできない。何とか最後まで意地を見せたい」。

期待通りの快投を演じ、DeNAとの差を「1」に縮めた。

 

◆WHIPとは?

1イニングあたりに出した走者の数値を表す。

「(被安打+与四球)÷投球回」で算出。

近年メジャーで投手成績の指標の一つとして注目され、先発投手であれば、1を切れば超一流、1.20未満でエース級、1.40を超えると高すぎるとされる。

今季、日本で0点台は菅野と巨人マイコラス、西武・菊池の3人だけ。

メジャートップは18勝4敗のインディアンス・クルーバーの0.86。他に0点台はシャーザー、カーショー、セールと一流投手ばかりだ。

 

菅野投手も原監督もいなくなったし、メジャー移籍するんでしょうか?

 

 

 



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