「文藝春秋」豊田真由子氏の独占告白が「嘘」だらけ

 

2カ月半の沈黙を破り、あの豊田真由子氏(42)が、9月8日発売の「文藝春秋」に告白記事を掲載。

一体どんな衝撃的な事実が語られているのか、興味津々!

実際、読み進めてみると、何とも「笑劇的」な内容だった。

未公開音声データとともに、豊田告白を検証する。

 

豊田氏の独占告白が、かつて雑誌界の最高権威とされた、月刊「文藝春秋」(10月号)に掲載された。

「この、ハゲーーーーーっ!」騒動から2カ月あまり、沈黙を貫いてきた彼女が、天下の「文藝春秋」に口を開いたとあらば、さぞ立派なことが書かれているに違いない。

 

事実、大いに「読み応え」のある記事なのだった。

「加害者」である豊田氏の弁明が縷々(るる)綴られており、彼女がいかに「イメージ回復」に必死になっているかがヒシヒシと伝わってくる内容になっているのだ。

豊田氏の心中と、彼女の話に付き合った記者の苦労がしのばれるばかりだが、

 

「彼女の告白を読むと、最初から最後まで、要は『私は悪くない、政策秘書にとんでもないミスを連発されてしまった結果だ』という言い訳に終始しています。自分を省みる視点が欠落していると感じました」

こう記事の感想を語るのは、豊田氏に罵倒され、暴力を振るわれた、当の「被害者」である元政策秘書の男性だ。

当該記事で豊田氏は、元政策秘書に対する数々の暴言と暴行について、〈パニック状態に陥ってしまった〉(「文藝春秋」より、以下同)ためで、その様子が収められた〈録音を聞くと、自分でも茫然としてしまいます〉と弁明しているが、

「パニック状態だったという言い訳自体、作り話ではないかと思います。百歩譲ってそれが事実だとしても、パニックになって殴る蹴るといった暴行を働くような人が、本当に国会議員を続けて大丈夫なのか、ということになるとも思うのですが……。

だいたい、今回の告白は、私に言わせれば嘘だらけです」(同)

 

豊田氏の嘘を検証する前に、改めて「豊田問題」を簡単に振り返っておく。

彼女が支持者に送るよう事務所スタッフに指示していたバースデーカードにミスがあったことが5月18日に発覚。

それは、政策秘書自身のミスではなかったが、豊田氏は19日、さまざまな“インネン”をつけ、彼に向かって、

「『鉄パイプでお前の頭を砕いてやろうか!』『お前の娘にも危害が及ぶ』と罵り、同時に暴力を振るってきました。言い知れぬ恐怖を覚え、その翌日から、万が一に備えて豊田氏との車内の様子をICレコーダーで録音することにしたのです」(同)

 

彼女の尋常ならざる行為は3日間に亘り、その過程で、今やすっかり有名になった、

「この、ハゲーーーーーっ!」

「違うだろーーーーーーーっ!!!」

といった政策秘書に対する暴言や、

♪ そんなつもりがなかったんですーーー

で、済むと思ってんなら同じこと言い続けろ~~~~~

♪ だから悪くないんですう! すっ、すっ、す

という「ミュージカル調いびり」が飛び出したのだ。

 

本誌「週刊新潮」がそれを報じると、豊田氏は即座に政治家の常套手段である「入院」という行動に出て口を噤(つぐ)み、一切の説明責任を放棄。

そして今回、9月下旬に予想されている臨時国会開会前に、国会復帰を想定したとしか思えないタイミングで、言い訳を発信したわけである。

 

その豊田告白記事は8ページにも及ぶものだが、そこで彼女は、

〈Aさん(元政策秘書)は幾度となく、「わざとではないか」と思えるほど失敗を繰り返していました〉

〈追い討ちをかけるようなAさんの失敗が続いた〉

等々述べた上で、

〈国のため地元のため、引き続き、必死で働き続けることで、償っていきたいと思っております〉

と、議員バッジにしがみつく強い意志を表明したのだった。

 

告白記事での豊田氏の主張を要約すると、とどのつまりこういうことになろう。

政策秘書はミスを繰り返す男性だった。

当初は我慢していたものの、堪(こら)えきれず、〈パニック〉になって、ついつい彼を罵倒し、殴って、蹴りまで入れてしまった。

悪いのは、政策秘書ではないですか?

 

とにもかくにも、彼女の「一生懸命さ」が伝わってくる。

人をハゲ呼ばわりして殴った加害者が、大胆にも被害者に責任を押し付けようとしているのだから。

 

しかし、「彼女が告白していることは事実と異なります」 と、改めて元政策秘書が反論する。

 

例えば、豊田氏は件(くだん)の「文藝春秋」の記事でこう述べている。

〈この日(5月18日)、浦和から新座に向かう途中、Aさんが高速の出口を間違えて降りようとしたんです。すると彼は「あ、間違えた」と言い、降りかけた出口からバックで数十メートル後ろに下がり、分岐のところまで戻ってきて、そこでしばらく停車してしまったのです。

たまたまほかの車が後ろから来なかったからよいものを、交通事故を起こして、死んでいてもおかしくありません〉

 

「文藝春秋」は、これを“高速逆走事件”と名付けているが、

 

「5月18日は、高速の出口を間違えたため、別の入口から入り直したというのが私の記憶です。警察に調べていただければ分かるはずです。

なお、5月27日だと思いますが、この頃、豊田氏自身がナビをするようになっていたので、後部座席の彼女に口頭で確認したのですが、どちらに曲がればいいのか指示がなく、やむを得ず、見渡す限り後続車がないことを確認した上で停車し、分岐地点のゼブラゾーンに退避するために数メートルバックしたことがありました。

彼女が言う『数十メートル』ということはありません。これを『逆走』と言うのでしょうか。

だいたい、5月27日は『暴行後』であり、これを理由に暴行に及んだということは時系列で考えて物理的にあり得ず、完全に嘘です」

 

また、先にも紹介した「鉄パイプ」発言について、豊田氏は「文藝春秋」で、

〈そんな物騒な話はしていません〉

と否定。

しかし、録音が残っている範囲で豊田氏は、間違いなく、はっきりとこう言っている。

「お前の娘がさ、通り魔に強姦されてさ、死んだと。いや犯すつもりはなかったんです、合意の上です、殺すつもりはなかったんですと。腹立たない?」

んな〈物騒〉なことを言い放つ人間が、録音が残っていないのをいいことに「鉄パイプ」発言だけはしていないと言うのを信じてくれるのは、どこぞの月刊誌くらいしかないのではなかろうか。

なお、音声が残っている「通り魔」発言を、豊田氏は当初、本誌の取材に対して、録音データはないと高を括(くく)っていたのか、

〈「お前の娘が通り魔に強姦されて死んだらどうする」といったような発言はしておりません〉

と、文書で明確に否定していた。

 

お分かりいただけるだろう。

彼女には、容易にバレる嘘を平気で吐(つ)いた「前科」があるのだ。

 

他にも、豊田氏はこう告白している。

〈私は、今回のような形で叱責をすることはこれまで決してありませんでした〉

政策秘書とは別の元秘書が嘲笑(あざわら)う。

 

「私も『なんで、裏道を調べておかないんだっ!』と詰(なじ)られ、『あなたの人生、勘違いばっかりじゃない!』とバカにされたことがある。

何人もの元秘書が、豊田による罵倒を経験しています……。告白記事を読んだ感想は、分量が多いわりに内容が薄すぎる。結局、『私、悪くないんですう! すっ、すっ、す』と言っているだけでしょ」

 

さらに、告白記事には豊田氏のこんな言葉も掲載されている。

〈(週刊新潮に)「秘書が100人辞めた」と書かれていますが、お辞めになられたのは公設・私設あわせて15名程度です〉

 

元秘書のひとりの証言。

「私が秘書をしていたのは2カ月ほどですが、その間にいた、私を含めた5人の秘書全員が今はいません」

 

別の元秘書も、

「私が見た範囲では、半年で20人は事務所を辞めています」

 

豊田氏が議員になって5年弱。推して知るべしであろう。

既に「通り魔」発言の箇所で立証済みであるように、豊田氏は嘘を吐いて恥じない人物なのである。

その彼女と、元政策秘書をはじめとするヤメ秘書たちの証言と、諸賢はどちらが正しいと判断されるだろうか。

 

いやぁ~やはり、豊田真由子 恐るべしです。

こんな嘘つきが政治家になってはいけませんね。

 

 

 

 

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