紛らわしくてイライラする漢字の使い分け3選

 

いざ漢字で書こうとなると、「あれ、この場合はどの表記だっけ?」

そんなややこしい漢字や言葉の使い分けについて・・・

 

「ひとり」の表記

「1人」と「一人」と「独り」。

いずれも「ひとり」と読みますが、それぞれに使い方が異なります。

人数を示す場合は「1人」。

例)3人のうち1人が有資格者です。

「一人」は成句、慣用句、決まり文句で用います。

例)一人息子、一人天下

「独り」は単独、独立の意味合いで使います。

例)独り言、独り占め、独りぼっち

上記は新聞の統一表記によるものです。「一人」か「独り」か迷う場合は、「一人」とします。

「ひとりあるき」は2種類の表記があり、「一人歩き」は文字通り、一人で歩くこと。

例)夜道の一人歩き

「独り歩き」は、独立、物事が勝手に進むことを指します。

例)経済的に独り歩きできるようになった。

言葉の独り歩き

「独り歩き」に似た言葉に「独り立ち」があります。これも文字通り、独立、誰からの援助も受けず自分一人で生活していくことを意味します。

例)親元を離れ、独り立ちする。

 

回りと周り

「建物のまわりをまわる」という一文。「まわりをまわる」を漢字で書くとどうなるでしょうか。

「まわり」には「回り」と「周り」の2つの漢字があります。



「回り」は、巡回や回転、ものの働き具合を指します。

例)近所をひと回りする。

首回りのサイズ、身の回りの世話、水回り

「周り」は、周辺、とりまいていることを指します。

例)池の周り、周りの住人

周りを気にする。

したがって「建物のまわりをまわる」は「建物の周りを回る」と書きます。

「回り」は名詞として使うほかに「回る」という動詞もありますが、「周り」は名詞としてしか用いないという違いがあります。

「グラウンドをひと回りする」と「グラウンドを1周する」は同じ意味ですが、「ひとまわり」は「回り」と書きます。

代金と料金

「代金」と「料金」。どちらも、支払うお金のことですが、メールなどで文章を書くときにどちらを使うべきか迷ったことはありませんか? そこで、意味の違いを調べてみました。

「代金」は、買った品物の代わりに支払うお金のこと。

例)代金の先払い、代金引換

「料金」は、何かを利用・使用したときに支払うお金のこと。

例)電気料金、料金別納

品物の売買に用いるのが「代金」で、利用料や使用料を指すのが「料金」と使い分ければよさそうです。

「代金」に類似する言葉に「代価」があります。これも、品物の値段を指しますが、一般的には「代価」より「代金」を使うことが多いです。

同じ文面で「代金」と「料金」、「代金」と「代価」を混同して使わないように注意しましょう。

 

やっぱり日本語って難しいですね・・・

 

 

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