東海大菅生 忍者 田中遊撃手

 

第99回全国高校野球選手権第13日・準決勝

東海大菅生6―9花咲徳栄

(2017年8月22日 甲子園)

 

まさしく忍者のようですね。

 

惜しくも昨日の準決勝ではチームは敗退してしまいましたが、1番打者は初回、右前打で出塁。

三塁に進み、ショートバウンドを捕手がわずかにそらすと「行けると判断した」と本塁を陥れた。

 

1メートル66の小柄で俊足。

素早い動きに「忍者」というニックネームがついた。

前横浜監督の渡辺元智氏は準々決勝の試合を解説した際「阪神で牛若丸と言われた吉田(義男)さんを思い出した」と絶賛していました。

 

再三の好守でチームを救ってきた。

しかし、8回に犯した失策が田中の無念をより大きなものにしていた。

「打球が速く、ちょっと焦ってしまった」。名手のグラブから白球がこぼれた。

これをきっかけに2点を失い、一時勝ち越された。

「“たられば”ですけど、僕のエラーがなければ9回にサヨナラ勝ちしてるわけですから」。

9回に遊撃強襲の同点2点打。

失策帳消しの一打となったが、心は晴れなかった。



 

最後の打者になり何とか塁に出ようと、一塁に滑り込んだ。

延長11回、最後の打者となった東海大菅生・田中は泥だらけのユニホーム姿で「悔しい」と声を絞り出した。

 

 

東海大菅生の若林弘泰監督は

「彼以上のショートはそうそういないと思います。……こう言うと、調子に乗っちゃうかな?」

若林監督は田中のことを、親しみを込めて「サル」と呼んでいるという。

「本当に感性というのかな、それが守備や走塁にも出ますよね。ポジショニング、球際の強さ、グラブさばきのうまさ……。

今日も最後の打球なんか難しかったと思うんですよ。小玉との二遊間は高校生のなかでもトップのほうじゃないかな。安心して見ていられるので、守備からゲームを組み立てられます」

 

「参考にしている選手」を聞かれた田中はこう答えた。

「ポジションは違うんですけど、広島の菊池涼介選手です。忍者みたいな速い動きは意識しています」

図らずも本人から「忍者」というキーワードが出た。

 

現在2年生、来年また甲子園で「忍者」を見てみたいものです。

敗れた準決勝戦のハイライトです。

田中遊撃手に注目してご覧ください。

 

 

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