広陵 中村捕手 新記録連発で決勝へ!!

広陵12―9天理(2017年8月22日 甲子園)

第99回全国高校野球選手権大会準決勝が22日、甲子園球場で行われ、第1試合は広陵(広島)が12―9で天理(奈良)との打撃戦を制し、2007年以来10年ぶりの決勝進出。

今秋ドラフト1位候補・中村奨成捕手(3年)は2本塁打を放って今大会6本塁打とし、1大会個人最多本塁打記録を更新しました。

また、この試合7打点で今大会通算17打点とし、大会最多打点記録も更新しました。

強肩・強打でなおかつ俊足、注目度ナンバーワンの選手となった広陵の捕手・中村奨成くん。

 

彼が二塁へ送球すると、それだけで球場がどよめきます。

 

彼の指先から放たれたボールは、空中にきれいな直線を引いて、そのまま永遠に真っすぐ行ってしまいそうですね。

かつて、イチローの外野からの返球をアメリカのメディアは「レーザービーム」と表現しましたが連想されるのはまさに光の軌道です。

これまで何人もの「強肩」と呼ばれる高校生の捕手がいました。

 

しかし、中村の肩はそれらとはまったく異質のようです。

 

遠投は120メートル。

数字だけで言えば、過去、そう申告していた選手は他にはいても、中村くんの送球には、その数字だけでははかれない凄みがあります。

中村は中学時代、広島の「大野シニア」という軟式野球のクラブチームで捕手としてプレーしていて、現在はチームメイトの一塁手の大橋昇輝は、中学時代は同リーグに所属する別のチームでプレーしていたという。

 

「地域では中学時代から、中村の名前は知れ渡っていました。『化け物がいる』みたいな(笑)。

マツダスタジアムでワンバンでスタンドに入れたことがあるって聞いてて、とんでもないバッターだなと。軟式ってぜんぜん飛ばないんで。実際に対戦したときも、(二塁までの)送球が見えなかった」

 

投手のボールを速くて「見えない」ということはあっても、捕手のボールを「見えない」と表現するのは初めて聞きますね。

 

 

何故、ピッチャーをしなかったのか?

 

中学3年生の頃、ピッチャーをやったことがあるそう。

「ただ、コントロールが悪くて……。あと、僕のボールを捕れるキャッチャーがいなかったんです」



あの肩で荒れ球となれば・・・

ダルビッシュ有が小学校時代、捕手をやっていたのも同じ理由だったそうです。

 

中村の捕手としての魅力は、その強肩だけでなく、抜群のコントロールにもある。

投手としてはコントロールが悪かったということが、にわかには信じがたい。そう問いかけると、しばらく考えて「何が違うんですかね」と白い歯を見せた。

 

監督の中井哲之も、じつは一度、中村をピッチャーにしようと考えたことがあるそう。

 

「あいつの方から一度、言ってきたことがあるんですよ。ピッチャーをやりたい、って。だから、ストッパーにでもしようかと思って投げさせてみたんですけど、棒球なんです。

ピッチャーのボールやない。うちのエースの平元(銀次郎)が、本当に素晴らしい回転のボールを投げていたんで、その違いがよくわかった。

ただキャッチャーをやらせたら、捕ってから小さいし、速いし、強いし、ねらったところにビシッといく。まあ、キャッチャーしかできないんですわ」

 

中村くんは、まさに、キャッチャーをやるために生まれてきたようです。

 

今大会、準決勝までの成績

23-16、6本塁打、17打点、2盗塁

打率 0.696

 

決勝ではどんな活躍をみせてくれるでしょうか!!

 

それにしても、清原選手・・・甲子園からも名前が消えていきます。

 

 

 

 

 

 

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