オスプレイ事故について・・・

オーストラリア東部沖での輸送機オスプレイ墜落事故で、在沖縄米海兵隊は8日、声明を出し、行方不明となっていた隊員3人の死亡を確認したとの事。

 

声明は「集中的な捜索・救出努力の結果、隊員3人の死亡が宣言された」としています。

 

事故機は米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に所属し米豪軍事演習に参加するため、豪州に派遣され、5日、訓練飛行を行った後、クイーンズランド州ロックハンプトン沖の海に墜落しました。

 

これを受け、日本の小野寺五典防衛相は6日、日本でのオスプレイの飛行を自粛するよう米側に要請しました。

 

 

TV等の報道を見る限りなんでそんなに危険な「オスプレイ」がいまだに日本上空を飛んでいるのか・・・

 

何故、もっと強く自粛を要請できないのか・・・

不思議ですね。

 

米国防総省のデービス報道部長は

「米軍は(今回事故を起こした)オスプレイMV22だけでなく、常にすべての(航空機の)運航で安全を最優先させている」と強調。事故やその後の対応について、日本政府側と緊密に連絡を取り合っているとした上で「日本を防衛し、日米が共有する安全保障を促進するために、オスプレイは資産だ」

と述べています。

 

さらに「オスプレイは今も飛んでいるのか」と問われると、

「そうだ。変更はない」と語りました。

 

 

 

オスプレイはそんなに危険なのか?

 

オスプレイ(MV-22)の危険性が騒がれ始めたのは、今年2回、事故を起こしたことがきっかけですが、2007年に実戦配備されてからの事故率は10万時間あたり1.93回。

いま使われているヘリコプターCH-53Dの4.15より低いんです。

 

オスプレイは、従来のCH46輸送ヘリコプターと比べて、速度が2倍、行動半径が4倍、積載量が3倍と極めて高く、基地を出動してから任務を終え帰還するまでの「作戦行動半径」は約700キロと、従来のCH46の行動半径約150キロの4.6倍もあります。

 

 

過去の事故

このオスプレイではどれくらい事故が発生しているのでしょう?

試作段階での事故

  • 1991年6月11日に試作5号機が事故。原因は飛行制御システム(FCS)の3つのロールレイト・ジャイロの配線の内の2つが逆に接続されていたミス。
  • 1992年7月に試作4号機が事故。原因は潤滑油漏れによる発火し墜落。欠陥として改善された。

初期段階での事故

  • 2000年4月8日に14号機が事故。原因は急減速と急降下を同時に行ったために自らが発生させた下降気流につかまり操縦不能となって墜落した。
  • 2000年12月11日に海兵隊訓練部隊VMMT-204部隊所属の18号機が事故。原因は機構とソフトウェア、パイロットの誤操作の複合要因による墜落。

配備後の事故

  • 2009年5月27日、第204海兵中型ティルトローター訓練飛行隊所属のMV-22が燃料切れで不時着事故。
  • 2010年4月8日に空軍特殊作戦軍所属のCV-22が夜間着陸に失敗し横転。
  • 2012年4月11日に海兵隊のMV-22が墜落事故。
  • 2012年6月13日に空軍のCV-22が訓練中に墜落事故。
  • 2015年5月18日に米ハワイ州オアフ島のべローズ空軍基地で訓練中の海兵隊所属MV22が訓練中に着陸失敗し事故。

 

そして、今回の事故です。

 

 

なぜオスプレイが危険と言われるのか

では、なぜオスプレイが危険と叫ばれ目の敵にされるのでしょうか?

  • 新型のティルト機構を持った全く新しい機体である

と言うことが影響していると思われます。新しいものは安全性が確立されていないとか、ましてや離着陸時にローターの角度を変更すると言う不安定な状態を作ってしまうオスプレイですから、単純なイメージで危険と論じたりするのでしょうね。

 

  • 反対材料として恰好の材料である

何に反対かと言えば、沖縄米軍基地(とりわけ普天間や辺野古移転問題など)が挙げられます。

オスプレイが危険だと言うネガティブキャンペーンを張ることでイメージをダウンさせ、同時に基地問題や基地移転問題などの正当性を高めていく戦術です。

今回の事故でも沖縄の翁長知事がいち早く危険性を指摘して声明を出しています。

基地反対派の方々にとっては格好の攻撃材料なのです。

 

 

今までの歴代防衛大臣がオスプレイの事故率等の数字を具体的にあげて国民に説明すればそんなに恐怖を抱かせるほどの機種ではないことが解かると思います。

 

 

 

 

軍事ジャーナリストの黒井文太郎さんも言っています。 

 

「オスプレイは欠陥機なので危険」だと思っている方が大勢いらっしゃるようです。

ですが、それは誤解に基づく誤報道によるものです。米軍が乗員の生命が危険な欠陥機を配備するなどあり得ないということは、常識的にわかることだと思うのですが。

事実は「オスプレイは新機軸の航空機なので開発が当初は難航し、開発段階で事故が多発した。しかし、諸問題が克服されて安全性が確立され、米軍に正式採用された。その後、事故率は他のヘリに比べて高くない」です。

それなのに、どうしてこういう誤報道があとを絶たないかというと、沖縄の基地反対派系の一部のメディアがそうした情報を盛んに流しているからです。

私は沖縄の海兵隊キャンプは削減すべしと考えていて、どちらかというと結果的に基地反対派に近いのですが、それでもオスプレイ問題は米軍批判の材料にはなりません。

 

昨夏、某TV番組に呼んでいただいた際、「アメリカでもオスプレイが危険だということで、反対運動があるようですが?」と質問され、「ありません」と断言しました。

オスプレイが危険だと騒動になっているのは、日本だけだからです。

 

アメリカには地元住民による「低空飛行訓練反対」運動はありますが、「オスプレイ反対」運動は存在しません。それを日本では一部のメディアが誤解して報じているということかと思います。

 

 

 

との事です。

 

 

我々は正確な情報を正確な機関からなおかつそれを吟味しながら取り入れなければなりませんね。

 

 

 

 

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