高校野球 ”引退試合” 最後のノック

もう各地で夏の甲子園予選が始まっていますね。

今年もいろんなドラマがある事と思います。

 

皆さんは高校野球に「引退試合」があることをご存知でしょうか?

 

私自身、高校球児だったのですがその頃には聴いた事がなく、最近15年くらい前から各地で開催されているようです。

 

夏の大会でベンチ入りがかなわない3年生同志の他校との交流試合のことです。

 

この試合に出場することはつまりレギュラーではないイコール夏の甲子園地区予選には出場できないことになります。

 

ケガに泣いた選手、メンタルでついていけなかった選手、残念ながら自分の力の限界を感じてしまった選手・・・

 

 

大成した方々は言います。

 

「努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない。努力は必ず報われる。」

by 王貞治

 

「結果が出ないとき、どういう自分でいられるか。決してあきらめない姿勢が、何かを生み出すきっかけをつくる。」

by イチロー

 

「100回叩くと壊れる壁があったとする。でもみんな何回叩けば壊れるかわからないから、99回まで来ていても途中であきらめてしまう。」

by 松岡修三

 

 

でも、どれだけ投げ込んでも、バットを振り込んでも、手が届かないものがあります。

背番号もその一つ・・・

 

彼らには努力が足りなかったのでしょうか?

 

彼らには「3年間」の期間しか与えられなかったのですから・・・

 

 

この試合ではレギュラー選手が裏方の仕事に徹し、応援団に回ります。

 

「先輩たちのすごさ、底力を感じた」

「一体感が生まれていくようだった」

「陰で努力していないと出来ないことだと思った」

「すごい仲間に支えてもらっているんだと、改めて感じた。夏は僕たちがみんなの分を背負って、みんなの分まで頑張りたい」

 

彼らはレギュラーの座は取れなかった代わりに、今後の人生に十分に役立つであろう「何か」を掴み取ったのです。
 


 
「本当はすごい悔しい。みんなにお願いがあります。自分たちのやってきた努力とかすべてを背負ってやってほしい。全力で最後まで応援するので、絶対に甲子園へ行こう」

 

朝日新聞が東・西東京大会に参加する全273校に実施したアンケートによると、50校以上がメンバー発表後、夏の大会前までに「引退試合」をしていると回答しました。

 

5年以内に始めた学校がほとんどで、「踏ん切りをつけてもらう」「結束を強めるため」「背番号をつける経験」「保護者から強い希望があった」などが理由です。

 

テレビやインターネット、他校からの申し出で広がったようです。

 

紅白戦だったり、近くの球場を借りて公式戦さながらに対戦したりと形式は様々。

夏の大会へ士気を上げる「開幕試合」と呼ぶ学校もあるそうです。

 

3年間続けた野球部員の方々、将来役に立つものが君たちにはもう備わっています。

この3年間は必ず「一生の思い出」となることでしょう。

 

 

 

 



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