いいものあなたに

心に残る「いいもの」をお伝えします。

「叱れない上司」と「なめる部下」

定年退職して、第2の就職先で勤務してます。

全国組織の支局になるんですが、悪名高い悪徳企業ですね。

 

誰も給与に見合った「仕事」をしていないようです。

 

ひとえに「叱れない上司」のせいでしょうね。

 

「働かない部下」は「叱れない上司」が作り上げたものです。

 

遅刻してきたうえ、席につくなりコンビ二おにぎりで朝食をとる社員。

上司に失礼な言葉づかいをする社員。

段取りや交渉をきちんと行わない社員。

会社の備品を持ち帰り私物化する社員。

おしゃべりで仕事が進まず、残業三昧の社員・・

それでもちゃんと注意できないのは、いったいどうしてなのでしょうか?

 

適切に叱られないと、平気でマナーやルールを破り、上司をなめて職場環境を乱していく社員が増えていきます。

すると、しだいにその職場は「無法地帯」と化し、統制がとれなくなってしまいます。

 

最悪なのは、注意できずに怒りを募らせた上司が、

「お前らみたいなクズ社員、もういらないんだよ!」

「とっととやめちまえ!!」

というような暴言を吐いてしまうこと。

 

こうなったらもう収拾がつきません。

「あの人は、やばいパワハラ上司だぞ」

との噂が部下の間で立ち、人望を失ってしまいます。

 

不正な行動や態度の悪化に気づいたときに、その場で叱っていれば、こんな状態にはならないのですが、タイミングよく叱ることができず、結果的に許容してしまう上司は多いものです。

 

一番の原因は「部下との関係悪化を恐れる上司」でしょうね。

 

部下を叱ることで、

「雰囲気を壊すのでは?」

「傷つけたり、恨まれたりしたら?」

「パワハラって言われたり、うつになったらどうしよう」

などと気を揉み、何も言えなくなってしまう気の弱い上司が多いようです。

 

「子育て」と一緒ですね。

 

子どもへの注意は、

「ガミガミ叱りたくない」

「面倒くさい」

といったさまざまな理由から怠ってしまいがちですが、すると、子どもたちは、やりたい放題に行動してしまいます。

 

しかし、子どもたちは本心で、

「うちの親は何も言わないけど、本当にそれでいいのかな?」

と感じています。

 

実は、はっきりいけないことは「いけない」と注意された方が安心して軌道を修正できますし、

「やるべきことをきちんとやろう」という責任感が高まり、親への信頼感も増すでしょう。

 

「ほらほらダメよ」などとゆるい口調で叱られたり、

「店員さんに怒られるでしょ」

「みんなが見てるわよ」

などと遠回しな理由で叱られたりすると、守るべき理由をよく理解できないものです。

 

 

部下に対しても、「コラコラ、ダメだぞ~」などと茶化して注意しても、真剣に聞くべき注意だとは思えません。

「社長にバレたらどうする?」

「周りに示しがつかないでしょ」

などと遠回しな理由で注意されても、ピンときませんね。

 

もっと、ストレートに「それはいけない」と注意された方が心に響くでしょう。

 

叱れない上司は言いたいことを言えずに我慢し、懐の中に怒りを煮えたぎらせています。

この状態に耐えきれず、ついに怒りが爆発したときに暴言が出てしまったり、もしくは自分が「うつ」になってしまいます。

 

「部下は叱らずほめて育てよう」と言われていますが、

必要な注意をせずに、ほめてばかりいたら、部下は上司を甘く見るだけです。

 

部下の「ご機嫌取り」してる上司なんて最低ですね。

思いを自分の中に溜めずに、その場ではっきり注意しましょう。

 

これだけで、部下の態度は変わるはずです。

 

 

 

 

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