いきなり商品…悪徳商法の新手口

 

大切に貯め込んだ資産をアコギな手法で奪い取る「騙しの手口」は、消滅する気配がまるでない。

むしろ我々のライフスタイルの変化に合わせ、より巧妙に、狡猾に進化しているのが現実だ。

 

その最新トレンドを探るべく、詐欺&悪徳商法の被害者・加害者双方を徹底取材。

人間心理の隙間を巧みに突いてくる“悪魔のスキーム”を詳報する。

◆ギリギリセーフを狙い撃つ新型・送りつけ商法の手口

佐川急便を装ってショートメールを送り、詐欺サイトに誘導する手口が猛威をふるっているが、本当に品物が送られてくる悪徳商法も存在する。

Amazonやヤマトの代引きサービスを利用して一方的に商品を買わせる「送りつけ商法」だ。

望まぬ商品を買わされた主婦の守田倫子さんが振り返る。



「5500円の代引きが来たので、旦那が頼んだのかなと思って支払ったんです。後で聞いたら、身に覚えがないという。中身はビニールでできたヴィトンの財布でした」

もちろん、コピー品だ。

ジッパーが閉まりにくく、素材のビニールも安物。

それでも守田さんは返品をしなかった。

「それくらいの金額ならクレームを入れたり被害届を出すほうがめんどくさい。韓国のコピー屋さんで買ったら同じくらいの値段みたいだし、損はしてないかなって。実際、使ってますしね(笑)」

昔と違い、代引きが普及した今、こうした送りつけ商法は一部で活発になってきているという。

ただし、一度でも受け取ってしまうと“情弱リスト”に載りかねないので、商品は受け取らないのが原則だ。

 

 

 

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