テニスは怖い。

どこに、どんな選手が潜んでいるか分からない。

世界9位で、前哨戦優勝の錦織圭(29=日清食品)が、相手のけいれんに助けられた。

予選勝者で同176位のマイクシャク(ポーランド)が当たりまくり、3-6、6-7の2セットダウン。

しかし、第3セットの序盤で、マイクシャクがけいれんし、錦織の一方的な展開になり、最終セット3-0と錦織がリードしたところで、相手が途中棄権した。

 

錦織は

「かなりびっくりした。自分のプレー(のタイミング)が合ってしまった。内容的には(トップ)30や50のプレーをしていた」

と驚いた。



特に、どんなに錦織が振り回しても、全くミスをせず、逆にスピードボールで逆襲を食らった。

サーブも、最速210キロと、錦織よりも15キロほど速く、11本のエースを奪われた。

しかし、

「あれが3セット、5セット続いたり、決勝に行ったりするのは難しい」

と、長く続かないと錦織は読んでいた。

さすがに、「全く分からなかった」と、けいれんまでは想像していなかったが、経験の差で勝利をたぐり寄せた。

 

錦織が2セットダウンから勝利したのは、10年全仏1回戦対ヒラルド(コロンビア)戦、12年全豪2回戦対エブデン(オーストラリア)以来3度目のことだ。

 

錦織は、2回戦で同73位で身長211センチのカロビッチ(クロアチア)と対戦する。

対戦成績は、錦織から2勝2敗。