『家族一緒に死んでしまえばよかった』東名あおり運転裁判

 

初公判から1週間。

論告求刑公判では被害者参加制度を利用し裁判を見つめ続けてきた遺族が意見陳述し「私の何倍もの苦しみを味わってほしい」と、石橋和歩(かずほ)被告(26)を強く非難した。

 

死亡した萩山嘉久さんの母、文子さん(78)は

「人間らしいことを聞かせてほしかったが、残念ながら今までの裁判でそれらを聞くことができませんでした」

と述べた上で、

「自分が生きている間は被告が外を歩くのは許せない」

と訴えた。

 

また、萩山さんの妻、友香さんの父親(73)も初めて意見を述べ、

「被告を娘夫婦2人の命の重さに見合うだけの長い時間、刑務所に入れてもらいたい」

話した。



 

さらに、萩山さん夫婦の長女(17)の

「家族みんな一緒に死んでしまえばよかったと何度思ったことでしょうか。どれだけたくさん涙を流しても、大切な両親は戻ってきません」

との意見書を検察官が代読。

 

論告の際、男性検察官が

「『家族一緒に死んでしまえばよかった』。(未成年に)そこまで言わせてしまうのか…」

と声を詰まらせる場面もあった。

 

一方の石橋被告は終始、うつむいたままで、証言台の方に顔を向けることはなかった。

 

 

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