大谷翔平は手術回避、打者での復帰へ本格始動 

 

大リーグのエンゼルスは28日、右ひじの内側側副靱帯(じんたい)の損傷で故障者リスト(DL)に入り、戦列を離れていた大谷翔平選手(23)について、同日から打撃練習を再開させると発表した。

 

 

ビリー・エプラー・ゼネラルマネジャー(GM)が電話会見を開き、

「今朝(28日)再検査を受けて、患部の回復が確認できた。医師からは打撃の許可が出た」

と説明。

 

復帰に1年以上要する靱帯(じんたい)再建手術は「必要と言われていない」と否定した。

 

 

まずは打撃練習から始め、1日ごとの経過を見て、内容を決めていくという。

指名打者としての試合出場や、投手としての復帰時期などに関しては、

「約3週間後の検査を見てから判断する」

と話すにとどまった。

 

 

大谷のひじの状態は、3段階のうち中程度で、部分的な損傷がみられる「グレード2」。

今月7日に自身から採取した血小板を使い、組織の再生などを図る「PRP注射」による治療を受け、3週間はノースローだった。

 

エプラーGMは電話会見で

「この時点で、ショウヘイは手術が必要だと私に言ってきた医者は誰もいない」

と明かした。

 

 

そして、

「個人的にとても満足している。彼は投打において我が球団における重要なメンバーだ。打者として再び球団に加わることへ向け、次のステップを取ることを許可されたというニュースは、私が望んでいたこと」と説明。「試合に出られず練習しかできないという状態では、プレーしたいという彼の飢えを満たすことはない。彼は復帰に向けて1歩近づいたわけで、察するに彼はワクワクしていることだろう」

とも話した。

 

 

エプラーGMの発言を受け、MLB公式サイトでは「オオタニが打撃練習をする許可を得た」とのタイトルで記事を掲載。

 

「怪我人だらけのエンゼルスについに朗報が舞い降りたのは木曜日のことだった。なぜなら、ショウヘイ・オオタニが正式に打撃における調整を開始させることが許可された、とビリー・エプラーGMが語ったからだ」

とレポートし、大谷がすぐに打撃練習を再開させて、今週末には投手との対戦をスタートさせると伝えている。

 

 

ソーシア監督はプホルスとの“共演”も楽観視「うまくいくことだろう」

記事では、大谷がリハビリゲームとしてマイナーの試合に出る可能性は低いとの見通しを示している。

 

実際に、エプラーGMは会見で

「我々にとって(オオタニが復帰に向け)前進していく際の管理がしやすくなる」

と言及。

 

状態を把握するため、大谷を“手元“に置いて、復帰への道を進ませることを示唆していた。

 

 

また、記事によると、マイク・ソーシア監督は

「チームにとってワクワクすることだ。彼が打者として出場できることは素晴らしい。そして攻撃の面で我々の手助けができる状態まで持っていけるようになれれば、それも素晴らしい。このステップに進めたことは、間違いなく心躍るものだ」

と、明るいニュースを大歓迎。

 

大谷をDHに固定することで一塁の守備機会が多くなるプホルスへの負担が大きくなり、コンディション面に不安が出るとの見方を示す米メディアもいるが、指揮官は

「うまくいくことだろう。可能な限り彼らをラインナップに加えていく」

としている。

 

 

今季はシーズン終了まで「打者・大谷」に専念する可能性も出てきたが、打率.289、6本塁打、20打点、OPS(出塁率+長打率).907で離脱した二刀流が復帰後、どこまで打撃成績を伸ばすかにも注目が集まる。

 

 



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