代々木駅前立てこもり男 ヤクザでもシャブ中でもなかった

 

「尿検査の結果、覚醒剤反応は出なかった。警視庁の暴力団関係者のデータベースにも、森山容疑者の名前はありませんでした」(捜査事情通)

 

 

25日、東京・JR代々木駅前の居酒屋に、包丁を持った男が2時間半立てこもった事件。

 

公務執行妨害の疑いで警視庁に現行犯逮捕された自称住所不定、無職の森山聡容疑者(37)は暴力団関係者でもシャブ中でもないことが分かった。

 

「無銭飲食をしたから捕まえに来い!」

 

こんな挑発的な電話を警察にかけ、駆け付けた警察官の前で店のガラスを割って刃物を振り回し、炊飯器や椅子、酒瓶、花火を投げつけ、

「ぶっ殺してやる!」

「爆弾を持っている!」

と叫んだ森山容疑者。

 

警察官の説得にも応じず、立ち向かうそぶりを見せていたが、警視庁捜査1課特殊班(SIT)が突入すると、簡単に取り押さえられた。

 

 

逮捕直後こそ、興奮のあまり会話が成り立たない状態だったが、落ち着きを取り戻すと、

「犯罪を犯したことは認めるが、酒に酔っているので後で話します」

と供述。

 

酒が抜けた翌日には、

「店で2時間近くビールや焼酎を飲み、わけが分からなくなった。酒癖の悪さに嫌気が刺し、事件を起こせば酒をやめられると思った」

と態度を豹変させたという。

 

 

スキンヘッドにひげ面で上半身は裸。

肩から腰にかけて入れ墨があり、右手から血をダラダラ流しながら、刃物をブンブン振り回すなど、そのコワモテな風貌から、当初はどれほどの凶悪犯かと思われていた。

 

が、その一方で、背中の入れ墨があまりにも雑な紋様だったことから、ネット上では“偽ヤクザ説”も流れていた。

 

「チンピラの可能性はありますが、少なくとも警視庁が素性などを把握しているような人物ではなかった。そもそも酒を断つために事件を起こすようなヤツが“大物”なわけがありません」(前出の捜査事情通)

 

 

居酒屋から“発射”した花火は、交番に打ち込むために事前に購入したものだったんだとか。

 

ただの「コワモテ詐欺」だったのか。

 

 

 



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