パワハラ問題の栄和人監督の謝罪会見、生放送を禁じられた…?
14日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月~金曜・前8時)でレスリング女子で五輪4連覇の伊調馨(34)=ALSOK=らへのパワーハラスメント問題で日本協会強化本部長を辞任した栄和人氏(57)が14日午前9時20分から会見を開くことを報じた。
番組では8時台に今回の問題を特集し会見が始まる9時20分を前に再び特集したが、同26分に伊藤利尋アナウンサー(45)が
「今日の会見、今、もう始まっているようで。映像入り次第、お伝えできるようになり次第…」
と伝えると、小倉智昭キャスター(70)は「そのことなんだけど」と割って入り
「テレビをご覧のみなさんは、20分が会見が始まるから、とくダネ!何でやらないんだろうってチャンネル、ガチャガチャやっている人がいると思いますが、どこのチャンネルもやっちゃいけないことになったんです。生では伝えないでくださいっていうことになったので、終わってからでないとできません。そこ了解しておいてください」
と説明した。
この事態にコメンテーターで社会学者の古市憲寿氏(33)は
「生放送でやらないって意味があるんですかね。結局、終わってからやっていいわけですよね。生でないとどんな意味があるのか」
と疑問を投げかけていた。
番組ではレスリング関係者を独自取材し栄氏が会見を前に恐れている事態があることが判明。
それは「栄氏は先日のあの会見のような事態を恐れている」と関係者は証言。
会見は試合前の9時20分から20分間の予定でこうした時間に設定されたのは、栄氏が
「日大の二の舞になりたくないから夜の会見はしたくない」
と話しているという。
栄氏が恐れている事態とは、日大アメフト部の悪質タックル問題で行われた内田正人前監督(62)らの会見という。
内田前監督の会見は、その発言と司会者の態度などが問題となり多くの批判を受けた。
こうした証言に小倉智昭キャスター(70)は
「ということは、あの会見のようなことをおっしゃる可能性があるっていうことなの。よく分かりませんけどね」
と首をかしげていた。
さらに
「朝とか夜とか関係なくて、要は時間の限りがある状態でやりたいってことでしょう」
と指摘していた。