部下の頭髪をモヒカン刈りに 消防署の前副署長を懲戒免職処分

 

奈良県広域消防組合は11日、職場の備品を自宅に持ち帰ったり、部下の頭髪をモヒカン刈りにしたりしたとして、橿原消防署の前副署長(53)を同日付で懲戒免職処分にした。

 

同組合によると、前副署長は昨年4月以降、2度にわたって同署北出張所の備品である草刈り機を無断で自宅に持ち帰った。

 

また、同11~12月には橿原消防署の食堂で、20~50代の男性職員5人の頭を電動バリカンで散髪。

うち1人については失敗し、モヒカン刈りになったという。

 

 

前副署長は組合の聞き取りに

「草刈り機は借りたつもりだった。散髪については悪ふざけが過ぎた」

と説明している。

 

モヒカン刈りにされた職員は翌日、理髪店で髪形を整えたという。

 

前副署長による一連の行為は、今年2月に組合が実施したアンケートで発覚。

 

散髪された5人から被害の訴えはなかったが、組合は

「草刈り機の持ち帰りは窃盗、モヒカン刈りはパワハラに当たる」

と処分を決めた。

 

 

組合はさらに、現場にいながら散髪を黙認したなどとして、当時の橿原消防署総務課長(49)を減給10分1(3カ月)の処分にしたほか、前副署長が架空の請求書で物品を購入するのを見過ごしたなどとして、計5人を減給や戒告の懲戒処分にした。

 

 

組合は

「深くおわびします。再発防止策を講じ、信頼回復に努めます」

としている。

 

 



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