パワハラ騒動の前大韓航空専務 謝罪遅れの原因は姉の「ナッツ姫」?

 

大韓航空の趙顕※(※日ヘンに文)前専務(34)が3月、会議中に激怒し、水の入ったコップを投げるなどパワハラ行為をした疑いがあるとして、警察当局は1日、趙氏に出頭を求め、暴行や威力業務妨害の容疑で聴取した。

 

 

趙氏は韓国の財閥、韓進グループの趙亮鎬会長の次女。

 

出頭した趙氏は「心配をかけ、大変申し訳ない」と繰り返し述べた。

代表取材陣が「コップを投げたことを認めるか」などと問い掛けたが、直接答えなかった。

 

 

韓国メディアによると、趙氏は大韓航空の専務だった3月16日、本社で開かれた会議で、広告代理店社員が質問に答えられなかったため、怒りをぶちまけ、水の入ったコップを投げるなどした疑いが持たれている。

 

ただ、会議出席者の証言に食い違いもあるため、詳しい事実関係を確認するという。

 

疑惑発覚を受け、趙亮鎬会長は趙氏をグループの役職から退任させると発表していた。

 

 

趙氏の姉の顕娥氏は、大韓航空の副社長だった2014年12月、ニューヨークの空港で、離陸直前の大韓航空機内でナッツの出し方に激高。

飛行機を引き返させ、「ナッツ・リターン」事件として大きな関心を呼んだ。

 

 

今回、新たなパワハラ疑惑で創業家一族への批判が強まったのを受け、警察が捜査に乗り出した。

 

趙亮鎬会長の妻、李明姫氏についても、工事関係者への暴行疑惑が取り沙汰されているほか、一族の脱税疑惑も浮上している。

 

「パワハラ騒動」が起きた後、チョ前専務が公式に謝罪したのは約10日が過ぎてのことだった。

 

対応が遅れた原因についてMBCが取材した結果、チョ前専務の姉で、いわゆる「ナッツリターン事件」で有罪判決を受けたチョ・ヒョナ元大韓航空副社長が初期対応を阻止していたことが分かったという。

記事によると、韓国で初めて「パワハラ騒動」が報道された後に開かれた大韓航空の内部対策会議では、直ちにチョ専務を解任し、国民に対して謝罪しようとの結論が出された。

 

しかしこの結論は採択されなかったそうだ。

 

その理由について、複数の関係者が取材に対し「姉のチョ元副社長が反対した」と明らかにしたという。

 

チョ副社長は自身がナッツリターン騒動で解任されたことは「何の意味もなかった」と主張し、「謝罪の代わりに弁護士を立てて騒動への対応を主導する」と述べたとのこと。

 

しかし謝罪を引き延ばしたことで、顧客だけでなく職員の不満も高まり、大韓航空をめぐるパワハラ問題は脱税、越権行為、皇帝経営疑惑にまで発展することに。

 

カン・ボラ延世大学コミュニケーション研究所研究員は

「早く謝罪すればその件について客観的に認識していることを示せる。一方、謝罪が遅れると、何かを隠そうとしたり責任を回避したりしていることになる」

と説明したという。

 

一部では

「チョ元副社長のせいで妹だけでなく、自身や母親、父親まで取り調べを受けることになった」

との声も出ているそうだ。

現在は韓国国土交通部や公正取引委員会などあらゆる機関が大韓航空に対する調査を進めているとのこと。

 

この報道に、韓国のネットユーザーからは

「情けない」

「解任されたからあの程度で済んだ」

「性格も悪い上に経営能力もないなんて」

「全く反省していなかったということ」

「状況判断ができていない。大韓航空に未来はないな」

など、チョ元副社長に対しため息交じりの声が寄せられている。

 

また

「姉も妹も、魂のない謝罪は謝罪とは言えない」

「大韓航空の名前をすぐに変えてほしい」

などと主張する声や、

「わざと?」

「世間の目が妹に向くよう、事態を大きくしたのでは?」

と姉妹間の不仲を疑う声も多く寄せられている。

 

 

 



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