自殺をトラック13台で阻止・米

 

米ミシガン州デトロイト近郊の幹線道路で24日、歩道橋から飛び降りようとしていた男性が道路上に落下するのを防ぐため、大型トラック13台が一列に並んで自殺を食い止める出来事があった。

 

ミシガン州警察によると、警察は州間高速道路696号線の上下線を通行止めにして、トラックに協力を要請した。

 

 

こうした状況でトラックに協力を求めるのは珍しいことではない。

しかし大抵の場合、事態はすぐに解決し、トラック1台程度の協力で済むという。

 

 

だが今回は、男性が説得に応じて歩道橋から降りて来るまでに、およそ3時間を要した。

 

警察に通報があったのは24日午前1時ごろ。

「誰かが自殺を図ろうとしているのかもしれないと判断した時点で、車両は通行止めにして脇道へ迂回(うかい)させた」

と警察は説明する。

 

 

一方、大型トラックに対しては、迂回せずに歩道橋の下に停車するよう要請。

これに応えて13台が上下車線をふさぐ形で、できるだけ間隔を狭めて道路上に並んだ。

 

 

たとえ男性が飛び降りたとしても、トラックの屋根までの距離はわずか1.5~1.8メートル。

もしトラックがいなければ、4.3メートル下のコンクリートの道路上に落下する恐れがあった。

 

 

男性はやがて警察の説得に応じ、歩道橋を降りた。

警察は男性が治療を受けられるよう、近くの病院に送り届けたという。

 

現場を撮影した写真はソーシャルメディアで大きな注目を浴びた。

 

 

しかし警察は、

「この写真のどこかで、誰かが自分の命を終わらせることを考えている」

「ミシガン州警察の行動や、トラックの行動ではなく、その人物が考え直したという物語であってほしい」

とコメントしている。

 

 



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