官邸に忖度 NHK報道局長の噂

 


NHK小池英夫報道局長

 

ニュースを見ようと思えばスマホやタブレットに手が伸びるご時世だが、選挙の開票速報だったり、アレ、地震? なんてときにNHKをつける方もまだ多かろう。

 

そんな向きには、なにせ公共放送だから間違いないとの意識があるはず。

 

しかし、その局のニュースが特定の人間によって歪められているとしたら……。

 

***

 

〈みなさまの声にお応えします〉が合言葉なのに、「由々しき事態です」とNHKの報道局幹部が囁く。

 

「小池さんの官邸への忖度が問題視されているんです。朝の『おはよう日本』や夜の『ニュース7』、『ニュースウオッチ9』といった番組のニュースが、小池さんの横槍で別のモノに変えられてしまうんですから」

で、その小池さんとは、

 

「政治部出身の小池英夫報道局長です。官邸の意向に沿わないネタは潰し、報じられたニュースに抗議が入れば現場を徹底的に叱責する。多くの職員がそう認識しています。そして小池さんが直接やりとりしているのは、安倍晋三総理の懐刀で影の総理とも呼ばれる今井尚哉(たかや)秘書官だ、と」

 

でも、なにゆえに?

「海老沢勝二元会長然り、出世するのは旧経世会の担当でしたけれど、小池さんは傍流の山崎派担当でした。だから秘書官になる前から付き合いのあった今井秘書官とのチャンネルを使い、自分が睨みを利かせられるニュースを操って官邸の機嫌をとることで、生き残ろうと必死なんですよ」

 

 

Kアラート

別の職員は、ニュースが歪められた実例を挙げる。

 

「森友絡みだと、安倍昭恵夫人の“いい土地なので前に進めてください”との発言が文書から消されたと昼に報じたのに、ニュース7では局長の指示で昭恵発言がばっさり削られた。自殺した近畿財務局職員が残したメモのスクープも、トップニュースに持ってこないよう圧がかかりました」

 



官邸への忖度巧者は、5階にある自室から2階のニュースセンターに電話で指示を飛ばしてくるという。

 

「2階でうろうろしてどこかに電話していることもあります。それを“Kアラート”といって警戒しているんですけど。Kアラートにひっかかった番組の編集責任者は5階に呼ばれて、しょげて戻ってくるんです」

 

もう少し事例を挙げると、

 

「前文科次官の講演会内容を文科省が問い合わせたという特ダネでは、森友問題と並べて報じるなとKアラートが鳴った。でもニュースウオッチ9が続けて流して局長激怒です。あとは、天皇退位の関連や防衛省日報問題のネタも悉(ことごと)く口を挟んできましたね」

 

いやはや。

ここは忖度する側される側、双方に問うてみるしかあるまい。

 

まずは今井秘書官を訪ねると、

「あのさ、取材に応える義務なんかないんだからさ」

と、にべもない。

 

ならばと小池局長に訊けば、頑なに沈黙。

 

やはり官邸の声しか耳に入らないようなのだ。

 

 

NHKが官邸にべったりなのは当たり前の話。

だから、こんな営業努力もしない公営放送なんていらないんです!!

 

 

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