「世界一辛い唐辛子」で搬送 危険性を再認識

 

世界一辛いとギネスにも登録されている、「キャロライナ・リーパー」というトウガラシ。

 

「リーパー」は、英語で死神という意味で、辛すぎて危険であることが伝わってくる名前だが、ついに健康被害が及ぶ例が出てしまった。

 

アメリカのニューヨークで開かれたトウガラシの大食い大会で、キャロライナ・リーパーを食べた挑戦者の男性が、直後に激しい頭痛を訴えて病院に運ばれたことが明らかになったのだ。

 

 

神経科の専門医が4月9日に医学誌『BMJ』に発表した症例報告としてCNNが報じた記事によると、患者は34歳の男性。

大会でキャロライナ・リーパーを食べた直後に後頭部に激痛が走り、頸部から頭部にかけてたちまち痛みが広がり、頭と首の激しい痛みを訴えて病院の集中治療室に運ばれたという。

 

 

ネット上には、この世界一辛いトウガラシを食べてみる、といった動画が多数アップされており、

 

Twitterでは

 

“あぶねえwwwこれ俺放送のドM企画でやりかけた”

と自身が試そうとした過去を明かす人や

 

“辛いの好きなのにこんなニュース見ると怖くなってしまう・・・”

と辛いものを食べることに不安を覚える声があった。

 

 

病院に運ばれた男性は、検査の結果、脳出血や脳梗塞は起きていないことが判明。

しかし脳内の血管を調べたところ、脳につながる4本の血管に大きな狭窄が見つかり、トウガラシが原因と思われる「可逆性脳血管攣縮症候群」と診断されたという。

 

この疾患では、重症化すると命にかかわることがあるといい、文字通り死神のお世話になってしまう直前だったのかもしれない。

 

“「辛さを感じる」って、元々毒物を避けるための機能だっていうからね…というのを本当の意味で思い出した”

と、人が本能的に辛さを避けようとする理由を振り返り、辛いものを摂取することの危険性への指摘もあった。

 

 

トウガラシに多く含まれるカプサイシンという化学物質は、体の特定部位の血管を狭窄させる作用があるといい、

 

“トウガラシって血管拡げるイメージあったけど逆なのか”

“薬物カプサイシン。恐ろしい子”

“カプサイシンは血管狭窄を促す、みたいな。激辛に注意。。”

と”辛さ”の恐ろしさを再認識する人も多いようだ。

 

 

キャロライナ・リーパーの辛さは、ハラペーニョの400倍といわれている。

 

この男性は数日後に退院し、血管狭窄は解消されていたという。

 

大事に至らず何よりだが、辛いもの好きの人も、食べ過ぎには注意したほうが良さそう?

 

 

 



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