古市憲寿氏、至学館大・谷岡学長の声明文に「これまでのことと整合性がない」
フリーアナウンサーの小倉智昭氏(70)が、MCを務める10日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月~金曜・前8時)で、レスリングパワハラ問題で声明文を発表した至学館大の谷岡郁子学長について指摘した。
レスリング女子で五輪4連覇の伊調馨(33)=ALSOK=へのパワーハラスメントが認定され、日本レスリング協会の強化本部長を辞任した栄和人氏(57)が9日、弁護士を通じて謝罪文を発表した。
谷岡学長は、今後も同大学で栄和人監督にレスリング部の指導を託すことを発表。
声明文には、指導を希望する「選手たちの想いを尊重」とし、伊調馨については
「伊調馨氏が練習再開の表明をされたことは喜ばしく、今後の活躍を期待します」と
記した。
「谷岡学長はあれだけの怒りの記者会見をやったわけですから、今回も紙っぺら一枚のメッセージじゃなく会見をお開きになった方がいいと思う」
と指摘した小倉氏。
「『伊調馨さんは選手なんですか?』っていうあの会見は非常に印象に残った」
と振り返った。
コメンテーターで社会学者の古市憲寿氏(33)は、谷岡学長の声明文に
「今回のコメントは、これまでのことと整合性がない。意味がないコメント。実際は何も語っていない」
と指摘。
「パワハラがないと主張したいのであれば説明をするべき、もし同じ監督を使いたいのであれば再発防止を示すべき。具体的なことを言わないまま、コメントを出すのは逆効果、意味が無い」
と語った。
その通りで・・・うわべだけですね。