巨人上原、仲間から「おそっ」

 

(オープン戦、巨人-日本ハム、20日、東京D)

これぞメジャーの投球!

 

10年ぶりに古巣に復帰した巨人・上原浩治投手(42)=前カブス=が日本ハムとのオープン戦に七回から3番手で登板。

1回、打者4人に投げ1三振を奪うなど無安打無失点、1四球だった。

3426日にぶりに東京ドームの戻ってきた42歳右腕に客席から「ウエハラコール」が起こった。

 

 

ズバッ! 糸を引くような真っすぐが外角いっぱいに決まる。

上原は七回、先頭の中島を見逃し三振に仕留めた。背番号は「19」から「11」に変わったが、「精密機械」と呼ばれた制球力は健在。

続く西川は四球で歩かせたものの、松本剛を右飛、近藤を中飛で退けた。米大リーグで9年間戦って上原が貫禄の投球だ。

 

 

本拠地での登板は2008年11月1日の西武との日本シリーズ第1戦以来、3426日ぶり。

日本での登板は同6日の第5戦(西武ドーム)以来、3421日ぶりとなった。試合後のインタビューは以下の通り。

 

 

--今の心境は

「オープン戦なのにだいぶ緊張しましたね」

 

--ベンチに戻ってからは笑顔もあった

「もちろん。1イニングもつかどうかもちょっと不安だったんで、ちゃんと終えることができてよかったです」

 

--投球して何かをつかめたか

「マウンドが投げにくいっていうのをつかみましたね(笑)。最初、全部高めに抜けてましたから、そこを修正したいと思います」

 

--最後には大声援の上原コールも

「シーズン中にそういう声援がもらえるように頑張りたいと思います」

 

 

球数は22球。球が走らず、制球にも苦しんだ。

キャンプ後に入団したこともあって、調整は遅れ気味。

 

降板後は

「知っている選手、コーチからは『(球が)おそっ』と言われました」

と、笑いながら振り返った。

それでもカウント球にもなるフォークなどで組み立て、スコアボードにしっかり「0」を刻んだ。

勝ちパターンの一角として貴重な戦力であることを早くも示し、

「経験と技術でゼロに抑えたい」

とプライドものぞかせた。

 

 



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