蛍光灯50本落下も ホテルで奇跡
千葉県市原市にあるホテルのレストランで天井の照明が落下し、宿泊客6人がけがをしました。
落下したのは、蛍光灯が木製の枠に囲まれた形の間接照明です。
床からは約5メートルの高さにワイヤでつるされていましたが、これが突然、宿泊客が朝食を取っている場所に落下したということです。
18日午前7時半すぎ、市原市の「五井グランドホテル」で、「1階のレストランで天井の照明が落下してけが人が出ている」とホテルから通報がありました。
警察によりますと、レストランにいた宿泊客のうち20代から70代の男女6人が病院に搬送されました。
蛍光灯約50本を含む間接照明の器具が落下しましたが、直接、頭などに当たった人はおらず、けがの程度は軽いということです。
五井グランドホテル・田中勝支配人:
「(朝食で)ゆっくり落ち着いていたところに突然の事故ということで、大変、心苦しく思っております」
ホテルによりますと、照明は22年前に取り付けられていました。
警察は、照明をつるしていたワイヤのねじが老朽化で外れた可能性があるとみて、業務上過失傷害の疑いも視野に捜査する方針です。