藤井六段 史上6人目・全勝昇級 & 史上3人目・最年少「4冠」独占

 


藤井聡太六段(左)と三枚堂達也六段

 

将棋の藤井聡太六段(15)が15日、東京都渋谷区の将棋会館で順位戦C級2組最終戦に臨み、三枚堂達也六段(24)を破り、10戦全勝で同1組に昇級した。

初参加で同2組を全勝で突破したのは6人目で、中学生では初。

 

 

日本将棋連盟は13日、藤井らの今年度対局予定を発表。

 

残りは最多3局で、全敗でも勝率・808以上となる。

現時点で勝率2位の大橋貴洸四段(25)が残り2局を連勝しても上回れないため、藤井の「勝率1位」が確定した。

加えて「最多勝利(59)」「最多対局(70)」「連勝(29)」=年度またぎを含む=もダントツ。

年度末を待たずに記録部門を独り占めした。

 

 

記録の残る1967年以降、4部門の独占は内藤国雄九段(78)=69年度=と羽生善治竜王(47)=88、89、92、2000年度=に続く3人目。

 

羽生の18歳を抜き、最年少で偉大な先人に並んだ藤井は

「一局一局の積み重ねがこのような結果として表れたことをうれしく思います」

と連盟を通じて喜びを語った。

 

昨年は棋界新記録となる29連勝を達成。今

年も朝日杯で佐藤天彦名人(30)と羽生竜王を破って一般棋戦初優勝をあっさり実現するなど、まさにスーパーモンスター級の活躍だ。

 

その羽生は



「4部門1位は一年間安定した活躍を維持しないと到達できない記録です」

と感嘆のコメント。

 

日本将棋連盟会長の佐藤康光九段(48)も

「内容も申し分なく、一年間戦い抜いた結果として、今後の大きな自信につながるのでは」

と話した。

 

「これからもより良い将棋を指すべく精進していきたい」と藤井。

 

藤井六段は2017年度の成績を71局で60勝11敗と、史上4人目の60勝の大台にも乗せた。

すでに今年度の最多対局、最多勝利、最高勝率、最多連勝の4部門で1位が確定している。

またこの対局で公式戦15連勝とした。

 

三枚堂六段も今年度、四段から立て続けに六段に昇段した若手の実力者。

藤井六段は三枚堂六段に昨年7月の公式戦で敗れており、雪辱戦となった。

 

▼藤井聡太六段の話

今日は模様の良さを生かせたと思う。

(全勝昇級に)いい形でフィニッシュできてうれしく思う。

(記録4部門の1位独占については)一局一局、全力で臨んだ。

こういう結果が残せてよかった。

 

 

 

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