告発状問題で至学館大学・谷岡郁子学長が記者会見

 


至学館大学の谷岡郁子学長

 

レスリング女子で五輪4連覇の伊調馨(ALSOK)が日本レスリング協会の栄和人・強化本部長から繰り返しパワーハラスメントを受けていたとする告発状が内閣府に出された問題で、伊調の母校で、栄氏がレスリング部監督を務める至学館大学(愛知県大府市)の谷岡郁子学長が15日、同校内で記者会見し、

「学生が風評被害で傷つけられて、心を痛めている。これ以上、甘受することはできない」

と訴えた。

 

 

日本協会副会長も務める谷岡学長は「学長として会見する」と前置きし、五輪3連覇で同大の吉田沙保里・副学長に

「あなたがひきょう者なんだ」

というようなメールが届き、レスリング部員には

「お前が謝れ」

「偽善者め」

「至学館だと思ってつけあがるな」

というコメントが次々に寄せられていると話した。

 

 

前日のテレビ番組で、栄氏の娘の栄希和が17日から群馬県高崎市で開かれるワールドカップの日本代表に選ばれたことについて

「えこひいきだと取り上げられ、怒りが沸点に達した」

と言い、選出が国際大会の実績によるもので、栄氏を除いた話し合いで決まったと説明した。

 

 

栄氏の人格を責める報道になってきていると受け止め、栄氏が名誉毀損(きそん)で法的措置の検討もしていると話した。

 

身に覚えのない報道などで心身が衰弱し自宅療養しているという栄氏に前日会ったと言い、

「徐々に体力、気力が戻り、快方に向かっている。だが、普段の栄までは戻っていない」



と話した。

 

 

16日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・前8時)でレスリング女子で五輪4連覇の伊調馨(33)が、日本協会の栄和人強化本部長(57)からパワーハラスメントを受けたとする告発状が内閣府に出された問題を受け、栄氏がレスリング部監督を務める至学館大の谷岡郁子学長(63)の会見を特集した。

谷岡学長は会見で今回の問題を受け学内での調査は明言しなかった。

 

番組では、会見を受け、告発状を提出した貞友義典弁護士を取材し

「調査もせずに否定することはあってはなりません。このような会見をすることは到底許されることではないと思います」

と反論していた。

 

さらに

「協会の第三者委員会が調査をしようという中でその結論を谷岡学長が受け入れることがないことにつながりかねない」

などの懸念も指摘していた。

 

コメンテーターの長嶋一茂(52)は、谷岡学長が会見で伊調について「選手なんでしょうか」と発言したことに

「選手ですよ。本人が引退会見してないんだから。4連覇している人へのリスペクトがなさ過ぎる」

と断じた。

 

さらに会見での発言が

「聞き方間違えると、人格否定にもなるし、ヒステリックな部分があって。問題はこの時期ですよね。こんなことやったら余計混乱するし、伊調さんの問題がもっとデカくなっちゃうということも含めて本当はこういう会見は収束させるためにやればいいのに逆になっちゃってる。火に油になっている」

と指摘していた。

 

 

 

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