学校法人「森友学園」への土地払い下げを行った近畿財務局国有財産管理の部署にいた男性職員(54)が7日(2018年3月)、自宅で死亡していたことが分かった。

 

自殺とみられており、これを機に「森友学園問題」が急展開している。

 

男性職員の死亡が報道された9日の夕方には、佐川宣寿氏が国税庁長官を辞任。財務省は森友学園への国有地売却に関する決済文書で書き換えがあったことを認め、きょう12日に国会に報告する。

 

ビビットはこの男性の親族に取材した。

 

正義感の強い人だが、ノンキャリアなので命令に逆らえなかった

親族によると、男性職員は

「自分の常識が壊され、心と体がおかしくなった。汚い仕事をやらされた」

と言っていたという。

 

 

親族は

「正義感の強い人だった。でもノンキャリアなので命令には逆らえない。ノンキャリアだから汚い仕事をさせられ、追い込まれたのではないか」

と話している。

 

 

去年(2017年)の正月には元気だったのに、8月ごろは夜も眠れず診療内科に通っていたという。

 

また、男性職員の遺書について、家族に「口外しないでほしい」という口止めがあったという報道もある。

 

決済書は誰が、誰のために書き換えたのか――。

きょうの国会での報告に注目が集まる。

 

 

有馬晴海さん(政治評論家)

「官僚が暴走しないようにチェックをするのが政治家の役割。それが一緒に組んでこういうことをやられては、国民はたまったものじゃない。佐川さんだけでなく、もっと他の力が働いたのかということを説明してもらわないと」

 

堀尾正明

「今回は朝日新聞が取材して明らかになったけど、こういうことが日常茶飯事に起きているのではないかと思ってしまう。この国は自浄作用がないんだな、と失望します」