【民泊女性不明事件】頭部発見の西成施設、昨年から民泊営業

 

兵庫県三田市の女性会社員(27)が所在不明となり、スーツケースに入った女性とみられる人の頭部が見つかった大阪市西成区の宿泊施設では25日午前、身元や死因の特定などを進めるため、兵庫県警の捜査員が入った。

 

簡易宿泊所だった建物では約1年前に民泊営業が始まったとみられる。

外国人を含め人の入れ替わりが激しいだけに、宿泊客や近隣住民らの間で動揺が広がった。

 

現場は南海本線萩ノ茶屋駅の北西約200メートルの住宅街にある3階建てとみられる宿泊施設。

宿泊客らによると、施設はもともとは労働者向けの簡易宿泊所だったが、昨年からは民泊営業も始まり、外国人客が増えた。

フロアには3~4畳程度の個室が10部屋があり、共同トイレやシャワーが設置。1泊2千円程度でネット上で予約できるという。

 

 

人の頭部が見つかったのは2階の一室。

 

この女性を東成区内の民泊用マンションに閉じ込めたとされる米国籍のバイラクタル・エフゲニー・ヴァシリエヴィチ容疑者(26)=県警が22日に監禁容疑で逮捕=が契約していた。

 

捜査関係者によると、女性は16日未明に同容疑者と2人で東成区の民泊用マンションに入室して以降、足取りが途絶えた。

同容疑者は18日に大きなバッグを持って一人で退去。

県警はこのバッグが、頭部の入ったスーツケースと同一の疑いもあるとみている。

 

 

県警は遺体が見つかった24日に死体遺棄事件で三田署に捜査本部を設置。

同容疑者が女性の死亡に関与した疑いもあるとみて殺人容疑も視野に捜査している。

 

 

頭部発見から一夜が明けた西成区の宿泊施設には朝から県警の車両が到着し、鑑識担当の捜査員が室内を調べた。

 

近く住む女性(81)によると、辺りは人通りが少なく空き家や廃屋も多いとされる。

「遺体が放置されても気づきにくいかもしれない。頭だけ見つかるなんて怖い」

と話す。

 

 

施設には長期滞在の日本人客や短期滞在の外国人観光客が宿泊している。

 

長期滞在の地元男性(80)は

「外国人は2階か3階に宿泊する。外国人は最近増えたが特にトラブルはなかった」

と説明。

 

観光で来日し21日から民泊に滞在しているという韓国の男子学生(21)は

「ほかの滞在客と会話をしておらず、事件はニュースで知って驚いた。異変には全く気づかなかった」

と語った。

 

 

 



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