全国で「納税者一揆」佐川“追放”訴えた国民の怒り

 

異様な熱気に包まれていた。

 

16日の午後1時半、東京・霞が関の財務省・国税庁前に約1100人(主催者発表)が押し寄せた。

両手で掲げるのは「国民なめんな!」「ふざけた答弁許すな」などのプラカード。

確定申告初日に合わせて行われた、佐川宣寿国税庁長官の罷免を求める「納税者一揆」だ。

 

 

平日の昼間で、ちょうど平昌五輪のフィギュアスケートの羽生結弦選手らが滑走した時間帯。

 

国民注目の快心演技の視聴を選ばず、足を運んだ30代女性は

「羽生君は後でも見られます。フィギュアより一揆でしょう」

と熱っぽく語った。

 

現地で取材すると、納税者の怒りは想像以上だった。

 

心の底から佐川長官に激怒しているのだ。

 

「いまだに表に出られない国税庁のトップが、“有能な役人”なんですか」(60代女性)

「安倍政権にとって適材適所なだけでしょ」(40代男性)

庁舎前の歩道を埋め尽くした参加者は財務省に向かってシュプレヒコールを上げた。

「納税者一揆の爆発だ」

「悪代官 安倍、麻生、佐川を追放しよう」

 

とりわけ、声を大きく張り上げたのが、このコール。

「麻生はニヤケタ答弁ヤメロー」

 

実際、麻生財務相の傲岸不遜な態度には皆、怒り心頭だ。

「謙虚な姿勢どころか、何ですか。麻生大臣のニヤニヤは? 頭にきましたよ」(50代女性)

「納税が義務なのは理解しています。気持ちよく納税したい気にさせてほしいだけ。なぜ神経を逆なでするのか」(40代女性)

 

その後、日比谷公園から丸の内の鍛冶橋まで30分ほどデモ行進。

「ガンバって」と手を振る通行人も少なくなかった。

 

佐川長官のウソ答弁は完全にアウトだ。

「ない」と言っていた記録が400ページ以上見つかっただけでなく、15日には、全面否定していた「価格提示」の音声データも公開された。

 

それでも、与党は国会招致をかたくなに拒否。

 

野党5党の国会議員が16日、佐川長官に面会を求めても、「公務で不在」を理由に門前払いだ。

 

国会議員ですら会うこともままならないとは、どんだけエライのか。

 

 

■各地でも一斉蜂起

16日は東京のほか、札幌、名古屋、大阪、神戸、京都、金沢、今治、福岡、静岡、三重、さいたま市の11都市でも「納税者一揆」が自然発生的に同時開催された。

今後、納税者の怒りのうねりは、ますます増幅しそうだ。

 

東京のデモを主催した「森友・加計問題の幕引きを許さない市民の会」の醍醐聰東大名誉教授が言う。

 

「平日の昼間だったため、行きたいけど参加できないという声をたくさんいただきました。この日集まった何倍、何十倍の人が、同じ気持ちなのだと思います。そこで次回は週末の3月3日(土)に行う予定です。安倍政権は耳を傾けないでしょうが、粘り強く声を上げていきたい」

 

安倍政権がニヤニヤできるのも、今のうちだ。

 

嘘と突き通せば「将来は安泰」といった確約でもあったんでしょうね。

 

 



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