【平昌五輪】出場危機ジャマイカに救いの神

 

平昌五輪でジャマイカ史上初参戦となるボブスレー女子チームはドイツ人コーチが電撃辞任する内紛状態に陥り、使用予定だったコーチの私物のソリは返却を求められ、出場危機に直面していたが、救いの神が登場。

 

「ソリが必要なら(代金を)つけておいて欲しい」

と支援に名乗り出たことで、海外で大きな話題となっている。

 

 

1988年にカルガリー五輪で初参戦したジャマイカのボブスレー男子4人乗りチームは映画化され、「クールランニング」として世界的な人気を馳せた。

今大会は女子チームがジャマイカ史上初参戦することになり、注目を集めていたが、突如、危機的状況に陥った。

 

英公共放送BBCによると、ジャマイカ代表を指導していた06年トリノ五輪王者サンドラ・キリアシスコーチが退任を発表した。本人はこう語ったという。

 

「私はこれまでの人生でこのスポーツにおいて、ここまでの落胆をしたことはなかった。選手たちはなぜこんなことが起きたのか分からないと言っていた。自分との関係に問題もなかった。我々はいい関係を築いていたのに」

 

 

当初、運転コーチだったが、パフォーマンスアナリストに配置換えとなり、選手とのアクセス権を失い、キリシアスコーチはこの措置に激怒し、退任。契約違約金とともに今大会で使用予定だった私物のソリ回収を求めているという。

 

 

ビール会社が「代金をつけておいて」と名乗り、チーム公式「我々を助けて」と返信

ジャマイカチームのソリは日本でも注目されていた。

 

日本の町工場が製作した“下町ボブスレー”を使用する契約を結んでいたが、土壇場で反故にするというお騒がせぶりだった。

 

ソリがなければ出場できない。

そんな「レゲエガールズ」に救いの手を差し伸べたのは、ジャマイカ発祥のビール会社だった。

 

米国に拠点を置く「レッド・ストライプUSA」は公式ツイッターで

 

「ノー・ボブスレー・ノー・プロブレム(ボブスレーがなくても大丈夫)。もし、新たなジャマイカ代表にソリが必要なら、レッドストライプに(代金を)つけておいて欲しい。ダイレクトメールを送ってくれれば、連絡します」

と発信し、支援に名乗り。

 

ジャマイカのボブスレーチーム公式アカウントも

「我々を助けるために連絡をください。ダイレクトメールが開けないので、連絡先を教えてください」

と返信した。

 

 

地元発祥のビール会社が救いの神になろうとしている。

史上初の挑戦を手助けする粋な計らいで、ジャマイカ女子チームの積年の努力は報われるのか。

 

女子ボブスレー2人乗りは20日に1回戦を迎える。(THE ANSWER編集部)

 

 

 



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