預かった楽器を質店に…客への“釈明”は?

 

客が預けたビンテージのギターなどを返さずトラブルになっていた東京・杉並区の楽器店の店長について、警視庁は14日、業務上横領の疑いで逮捕した。

 

一部の楽器は質店に入れられていたという。

店長と、返却を求める客らとの間で交わされたやりとりは─。

 

 

14日午前10時半ごろ、埼玉・本庄市で捜査員が住宅から次々と運び出していたのは、ギター、ギター、ギター。

 

その数、10本以上。そして、捜査員に連れられて出てきたのは、楽器店の店長・山本誠容疑者(46)。

 

 

山本容疑者は、客が修理で預けた時価100万円相当のベースギターを勝手に質店に入れたとして、14日、業務上横領の疑いで逮捕された。

 

 

山本容疑者

「店の運営資金に困ってやってしまった」

「5年くらい前から50本以上質屋に入れた」

 

 

山本容疑者の店は、東京・杉並区にある「バディサウンドワークス」。

この店をめぐっては、客が修理などで預けた楽器が返ってこないというトラブルが相次いでいた。

 

 

今月、店を訪れると、シャッターが閉め切られていた。

店は去年9月ごろ、突然、閉店したという。

 

被害にあったのは主にギターやベースで、中には1本100万円以上するビンテージのギターもある。

 

あるミュージシャンの女性は、「預けたオルガンが返ってこない」と訴える。

 

オルガンを預けた客

「鍵盤(けんばん)が壊れてしまったので、その直しで出しました。(山本容疑者は)友人の1人でもあったので、疑いもしなかった」

 

さらにこの女性は約13万円のベースを購入し代金を支払ったが、ベースは届かなかったという。

 

オルガンを預けた客

「裏切るというのは許せなくて、眠れない日がずっと続きました」

 

 


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また、ミュージシャンの野間口浩さん(49)は4年前、約80万円のビンテージのベースを山本容疑者に貸したという。

 

しかし、男性が返却を求めると─。

 

山本容疑者(2016年5月)「定期健診で不携帯で返信遅くなりすいません」

山本容疑者(2016年6月)「運営がガタガタになってて…飛び回ってました」

 

最後の返信は、なぜかローマ字だらけ。

 

しかし読み進めると─。

 

山本容疑者(去年9月)

「Keitaiga Mojibakeshi Moshiwakearimasen Otte Renrakuitashimasu(携帯が文字化けし、申し訳ありません。追って連絡いたします)」

 

 

また、被害を訴える別の客は、山本容疑者に直接楽器の返却を求めたやりとりを録音していた。

 

客「そちらに(楽器を)取りに行きたいと思ってるんですよ」

山本容疑者「次の週の土日でもよろしいですか。僕もここにいられるようにしますので」

客「(来られない場合は)代わりの方、たてていただけるんですか?」

山本容疑者「わかりました。はい、大丈夫です」

 

 

しかしその後、山本容疑者と連絡が取れなくなったという。

 

しびれを切らした客が山本容疑者の自宅を訪ねて撮影した写真には、無造作に置かれた楽器類が写っている。

 

 

客から預かった楽器を都内数か所の質店に入れていたという山本容疑者。

 

山本容疑者

「5年くらい前から50本以上質屋に入れた。700万~800万くらいになった」

 

 

警視庁は、被害の実態解明を進めている。

 

 

顔見知りのお客さんも裏切るなんて・・・ほんとのワルですね。

 

 

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