たけし 付き人に見せた「男気」

 

11日深夜放送の「博多華丸のもらい酒みなと旅2」(テレビ東京系)で、ビートたけしが自身の付き人にみせた男気が明かされた。

番組では、お笑いコンビの博多華丸・大吉の博多華丸、須黒清華アナウンサー、お笑いコンビのとろサーモン・村田秀亮の3人が、東京都台東区浅草の飲食店を飲み歩いていた。

 

3人は、ビートたけしが下積み時代から通い、今もひいきにしているというもんじゃ焼き屋「つくし」に立ち寄る。

3人のトークが進む中、たけし軍団のアル北郷が飛び入り参加。

すると、アル北郷はたけしの付き人を7年間務めた中で、生涯忘れることのできない出来事について話し始めた。

 

アル北郷は当時コンビを組んでいたが、まったく芽が出なかったため、最初で最後の単独ライブをやって解散することになったという。

 

解散ライブ当日、たけしは相方・ビートきよしを連れて、小さな楽屋に突然現れるや、

「前説やってやるから出してくれよ」

と申し出てきたのだ。

 

せっかちなたけしはアル北郷の回答を待たず、前説をしていたたけし軍団のダンカンを舞台から降ろし、きよしとともに舞台に立った。

予期せぬツービートの登場に観客は「ギャー!」という悲鳴を上げ、興奮しきりだったそうだ。

 

当時、ツービートが人前で漫才をするのは十何年ぶり。

 

そのため、アル北郷は、ふたりが

「なんで弟子のライブで前説やらなきゃいけないんだ」

といった導入の挨拶から始めるだろう、と思っていたという。

 

しかし、その予想を裏切り、ふたりはいきなり新ネタをぶち込んできたそうだ。

客は大いにウケていたが、たけしは楽屋に戻るなり、「全然ダメだ…」と反省していたとか。

 

たけしはその後、

「俺が(楽屋に)いたら漫才やりにくいだろ?」

「打ち上げ会場で先行って飲んでるから。スタッフと観に来てくれた芸人とかいるんだろ? 全員連れてこい!」

と指示してきたのだ。

 

翌日、アル北郷がたけしにお礼を言う

「ノーギャラで漫才やって、打ち上げまでやってんだよ」

「俺はお前のパトロンじゃねぇんだよ」

とツッコまれたことを明かした。

 

そんなたけしの男気ある心遣いに、華丸らは感心した声を上げていた。

 

 

 



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