平昌五輪で日本人ボランティアも大活躍!環境は?雰囲気は?

 

平昌五輪が開幕し、ボランティアのスタッフたちはいよいよ忙しくなって来た。

 

10日には、日本から参加した全国外大連合(7校)の若者たちも始動。

東京・神田外語大の長尾滉さん(22)と柴田三揮(みずき)さん(20)は、日本代表選手のメダル獲得を期待して多くの日本人ファンが来場した江陵スピードスケート競技場で通訳支援、会場案内を行った。

 

開幕前にはボイコットが続出したというボランティアたちの現場の声を聞いた。

専攻している韓国語を生かそうと参加した4年生の長尾さんは、「ボランティア大量離脱」のニュースを見て「たとえご飯に虫が入っていても我慢しよう」と最悪の事態を想定したという。

4日から泊まっている宿舎はボーイスカウトの国際大会で使われる施設。

実際に来てみたら快適な環境だった。

 

「食事もおいしいし、日本から来た学生たちに配慮してくれています。会場までバスで1時間ぐらいかかるので最初は不便かな、と思ったんですが、本数も増えた。施設内に売店もできたので不便はありません。五輪に関わる仕事ができるのが何よりうれしいです」。

 

すでに韓国人と間違われるレベルに達した韓国語をフルに生かしてのボランティア活動に意欲的だ。

同部屋の柴田さんは英米語学科2年生。

サッカーの強豪の静岡・清水桜ケ丘高校でセンターバックとして活躍したスポーツマンだ。

 

「英語とスポーツを結びつけた仕事ができる機会。経験が東京五輪でも役立てることができれば」。

 

施設には韓国人、ロシア人、台湾人のボランティアもいて、皆和気あいあいと活動しているという。

メディアビレッジのボランティアの韓国人女性たちに不満を聞いてみたが「いえ、楽しいですよ」と声をそろえて否定した。

宿舎からビレッジまでは車で30分程度で、不便もないという。

報道では約1万6000人の参加予定者のうち約2000人が辞退したと伝えられたが、不満を隠しているのだろうか。

 

それとも言いにくいのだろうか。

ボランティアスタッフの統括を担当している男性に聞くと、平昌会場の方で不満を訴える人が続出したのは事実らしい。

極寒の中で来るはずのバスがいくら待っても来なかったことなどが原因だったという。

 

「当初は現場と本部との意思の疎通ができていなかったようですが、改善されました。大会が始まった今はもう皆、一生懸命仕事をしてくれていると思います」

 

◆ボランティアの大量離脱問題 

当初は約1万6000人が参加を予定していたが、開幕前に移動バスの到着まで長時間待たされるなどの勤務環境の悪さから2000人超のボランティアが離脱。

大会組織委員会の李熈範会長は「交通サービスが不十分で、食事なども宿舎によって差があった」と謝罪し「改善のために最善を尽くしている」とした。

また大量離脱を問題視した文在寅大統領が5日、自身のフェイスブックに「ボランティアの皆さん 愛しています」とつづってなだめるなど異例の事態となった。

 

 

 



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