石井竜也が米米CLUB解散理由ぶっちゃけ!!
歌手、石井竜也(58)がTOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜後5・0)に出演。
自身のバンド「米米CLUB」の解散理由について「金のぶんどり合いですね」とぶっちゃけた。
番組では「1982年に『米米CLUB』結成」「92年に『君がいるだけで』が約289万枚の大ヒット」などフリップで石井の略歴を紹介。
97年の解散について番組アシスタントのタレント、ミッツ・マングローブ(42)が92年の「君がいるだけで」の大ヒット以降、
「『メジャーなグループイメージに付きまとわれ解散の原因に?』との噂もある」
と紹介。
すると石井は「いや違います。これは金のぶんどり合いですね」と否定した。
続けて
「メンバーが多いので、どうやって自分が飯を食うかみたいな。当時メンバーがハゲタカに見えましたね」
と振り返った。
ミッツから
「米米さんの楽曲っていつも作詞作曲『米米CLUB』ってなってるじゃないですか。あの平等性は保たれたんですか?」
と問われると、「俺が作ってますよ全部」と一言。
石井はそのような表記をしていたことについて
「バンドの一番大事なものってチームワークなんですよ。そこに順列ができちゃうとよくない。一番分裂する要因になっちゃう。金よりもチームワークを選んだ」
と説明した。
「あたし、おかあさんだから」を酷評
ミッツ・マングローブさんが楽曲に寄せられた不満を紹介し
「『母親の自己犠牲を賛美している』って、賛美しているなら結構な話なのではないかと思うけれど」
と肯定的な見方を示したが、石井さんは次のように語った。
「母親っていう存在と女性っていう存在は違うんですよ。女を歌うんだったらことごとく女を歌ってあげればいい、母親を歌うんだったらことごとく母親を大事に歌う。その中間にいるからこれだけ責められるんですよ。それを一緒にしちゃだめなんですよ。だから、これはプロの歌詞じゃない」
歌詞は、
「おかあさんになるまえ ヒールはいてネイルして 立派に働けるって強がってた 今は爪切るわ 子どもと遊ぶため 走れる服着るの パート行くから」
など、母親になったことで、かつて自分が楽しんでいたことが出来なくなった女性を描いていた。
石井さんは、母親という役割はアイデンティティ―のごく一部でしかないのに、まるで本人の全てであるように記述してしまったことが炎上原因と見ているようだ。
「公に出す人間ていうのは気を付けて書かないと。色んな立場の人が聞くから」
同じような例として石井さんは、自身がクリスマスソングを作詞する時のことを例に上げた。
「お父さんとお母さんと楽しいクリスマス、そんな子どもばっかりじゃないでしょう? お父さんがいない子もいるかもしれない、お父さんとお母さんどっちもいない子もいるかもしれない、クリスマスさえやってもらえない子もいるかもしれない。その時にクリスマスソングに『パパ』と『ママ』って入れてしまうと、クリスマスソングが平等なものじゃなくなっちゃう」
歌にはパパやママ、プレゼントといった家族をイメージさせる言葉を入れず、
「サンタクロースと君の話だよってする」
という。
「そのぐらい、公に出す人間ていうのは気を付けて書かないと。色んな立場の人が聞くから」
と、自身のこだわりを明かすと、スタジオの草笛光子さんから
「素晴らしい。やっとまともな意見が聞けた」
と賞賛されていた。
「石井竜也」流石ですね!!