高校生らしい・・・爽やかな礼
2017/02/06
高校野球も明日が決勝。
私自身も高校球児でしたが、いつの頃からか高校野球を全く見なくなっていました。
私の出身県である青森県ですが、その甲子園代表校といえば
山田高校、光星学院の2強になってしまいその選手の内訳はほとんどが関西地区からの
転入生でありそのインタビューは津軽弁ではなく何故か大阪弁・・・。
そりゃないでしょ・・・青森県の代表校なのに・・・
いろんな議論はあるとは思いますが私自身は熱をこめて応援する気にはなれませんでした。
しかし、今回の代表校は弘前学院聖愛学園。
100%りんごっ子の県産選手です。インタビューでの津軽弁。いいですね。
惜しくも3回戦にて敗退しましたが、試合前後のその挨拶に感動しました。
野球、スポーツは喧嘩じゃありません。
闘志むき出しもいいけれど、度を過ぎると見苦しいものになってしまいます。
今回の甲子園大会は弘前学院聖愛学園が出場とあって他の試合も観る機会が多くありました
名前はあげませんが、ストライクの判定前にベンチに走りかけたり、
三振したバッターに「ざまあ見ろ・・」みたいに凄んだり・・・
「礼に始まり礼に終わる」この武道精神が特に高校野球には必要ではないかと思います。
今年引退してしまった松井秀喜さんはホームランを打っても派手なガッツポーズをした事がありませんでした。
これは相手投手を敬い失礼だからという事です。
イチロー選手にしてもそうですね、相手選手を煽動するような言動は見たことがありません。
高校野球の指導者の方々はそこから始めて頂きたいと思います。
まあ、高校野球もいろいろで「優勝」してなんぼ・・・での契約監督もいるのでしょうから・・。
かつて、四国代表の土佐高校は攻守交代時の全力疾走で有名でした。
そんなことしたら、体力消耗して不利でしょ・・・でも
とっても「観てて気持ちよかったです!!」
青森県地区予選での試合後の・・その気もちいい「礼」の動画です。
甲子園でも感動した方がいらっしゃったのではないでしょうか。