遺体動画で炎上のYouTuberローガン・ポール、100万ドル寄付

 

2017年末、青木ヶ原の樹海に立ち入って自殺者の遺体を発見し、それを笑い飛ばすというモラルの欠片もない動画を投稿して世界的に炎上したYouTuberローガン・ポールが、炎上の謝罪以来、初の動画を投稿しました。

 

その内容はこれまでの彼の作風とはまったく異なり、全面的に自殺予防を啓発する内容になっています。

 

ポールはこの広告なし動画で、彼自身が招いた視聴者からの批判を見つめなおし、自殺やそれを考えている人々のためになる方法、他の人々が助けられる方法を学びたいと発言しています。

 

また自殺を考えている人を救うための5か条を紹介するかたわら、Alo Houseリハビリセンター創設者や全米自殺予防ライフライン(National Suicide Prevention Lifeline)、そして自殺未遂から立ち直ったKevin Hines氏らに会って話を聞き、最後には自殺予防ライフラインに100万ドル(約1億1000万円)を寄付することを表明、

「これは始まりに過ぎない」

と締めくくります。

 

莫大な再生数を稼ぐローガン・ポールだからなのか、炎上が問題化した当初、問題の動画に関するYouTubeの対応は遅きに失した感がありました。

そして結果的にローガン・ポールのチャンネルを広告料率の良いPrefferedプログラムから除外し、YouTubeオリジナルの番組製作を保留したにとどまっています。

 

一方、ローガン・ポールの父グレッグはYouTubeの対応が出る直前の1月9日、Instagramに

「オレの息子は帰ってくるぜ!!」

と意気軒昂な動画を公開していました。

 

ちなみに、ローガン・ポールが青木ヶ原の樹海に立ち入る前に繰り広げた日本での数々の迷惑(軽犯罪)行為の動画は削除されることなく、いまだに視聴可能な状態。



 

これらは実質的にお咎めなしのようです。

 

 

篠原修司

フリーライターオーサー 報告

記事にもあるように、YouTubeは遺体撮影動画から起きた騒動については公式パートナーから外すという対応を取りましたが、それ以前に投稿された日本での迷惑行為動画については何の対応も行っていません。

「迷惑行為」と書くと短いですが、

・車道の真ん中で降りて撮影を始める
・生魚とタコの足をタクシーのトランクにのせて放置
・店員に対してモンスターボールを投げつける

などやりたい放題です。

このような動画でお金を得ることをYouTubeが認めていることが非常に残念ですし、寄付をする前にやるべきことがあるのではないでしょうか。

 

 

猪瀬聖

ジャーナリストオーサー 報告

アメリカは、お金さえ出せば命以外は何でも買えます。
健康も買えます。お金のない人は安いジャンクフードを食べ、肥満になり健康を害します。金持ちは、高級スーパーで健康的な食材を買い、高級スポーツジムに通います。
時間も買えます。プライベートジェットで移動する金持ちは、セキュリティーチェックに並ぶため飛行の何時間も前に空港に行く必要はありません。アメリカはサービスの質が低いので、お金のない一般庶民はスーパーでも銀行でも、長時間待ちが珍しくありません。
そして、「人格」も買えます。金持ちは、自治体や学校などに多額の寄付をし、自分の名前を付けます。自分の名前を冠した財団を設立することもあります。名前は付けずとも、寄付した事実を大々的にPRします。すると、「ああ、この人は何て人格者なのだろう」と皆思ってしまいます。
今回のユーチューバーのケースは、まさにそれに当たるのではないかと思います。

 

 

 

-エンタメ, ゴシップ, 事件・事故, 国内, 話題
-, , ,