学業優先 張本の両親の育て方

 

21日に東京体育館で行われた卓球の全日本選手権男子シングルス決勝で、14歳の張本智和選手(エリートアカデミー)が史上最年少優勝を果たした。

 

国内外で数々の最年少記録をつくってきた大器が、また一つ大きな勲章を手にした。

 

女子は10代の選手が日本の一線級で活躍するが、男子では年齢でパワーや体力の差がより顕著に出るため、壁を破るのは容易ではない。

成長途上の張本選手も体格で劣るケースが多いだけに、価値あるタイトルとなった。

 

小学生の頃から「世界王者に育てないといけない」と期待を寄せていた日本男子の倉嶋洋介監督も、この1年の成長ぶりには「14歳でここまできているのはすごい」と舌を巻く。

 

倉嶋監督は、中学2年とは思えない思考力に感心する。

「1のことを言ったら、そこから広げて3を返してくる。学ぶ姿勢がある」

一足飛びの成長を可能にした素地を育んだのは、両親の教育方針だった。

 

父母とも中国出身の元卓球選手。

 

張本選手自身は仙台で生まれ、3歳で早くもラケットを握った。

しかし、小学校までは練習よりも学業優先で、塾にも通っていた。

コーチを務める父の宇さん(47)は「勉強を大事にしてきて、バランスが良くなった」と言う。

 

卓球以外の世界を知るための文武両道が、結果的に競技にプラスとなった。

 

有望選手を集中的に強化するエリートアカデミーに入った今では卓球漬けの生活となったが、張本選手は

「頭を使って考えてできるのが一番だし、きっと卓球しかやっていなかったらここまでなっていない」

と両親に感謝する。

 

思考力も武器に成長を続け、2年後の東京五輪で金メダルを目指す。

 

まさに文武英才教育ですね。

 

 

 



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