ターゲット女性を間違えた殺し屋、その同僚を殺害(米)

 

アメリカでの新しい生活のため、1年前にプエルトリコから家族とともに移住してきた女性。

彼女はこのほど、殺し屋らがターゲットを間違えたことでその犠牲となり命を奪われてしまった。

『Inside Edition』『PEOPLE.com』『Fox News』などが伝えている。

 

恋愛のいざこざに勝手に巻き込まれ、何の罪もない女性が命を奪われる悲劇が米フロリダ州で起こった。

同州オセオラ郡警察の発表によると、1月7日~8日未明にかけて起きた殺人事件で20代と30代の男女3人が第一級殺人罪で逮捕・起訴されたという。

イシュナー=マリー・ロペス(35歳)は、自分が好意を寄せていた男性が他の女性と交際していることを知り逆上。

アレクシス・ラモス(22歳)とその女友達のグロリアンマリー・キノネス=モンテス(22歳)を殺し屋として雇い、その女性の殺害を依頼したのだ。

1月7日、キシミーにある衣料品店「Ross Dress For Less(ロス ドレス フォー レス)」での仕事を終えたジャニス・ゼングーティータ=トレスさん(42歳)は、待ち伏せしていた容疑者らに自宅まで尾行され、駐車場で自身の車のトランクに押し込められた。

しかしジャニスさんは、ターゲットとなるはずだった女性と同じ職場で仕事をしていただけの同僚だった。

ジャニスさんの車でオーランドにあるアパートまで連れて行った容疑者らは、そこで初めてジャニスさんがターゲットの女性ではないことに気付いた。

しかし拉致後にジャニスさんのキャッシュカードを奪ってATMから現金を引き出したこともあり、3人はそのままジャニスさんを殺害することにした。

ひもで縛られ頭部にゴミ袋を被せられてガムテープでぐるぐる巻きにされたジャニスさんだったが、ラモスは彼女が意識を失うまで暴行を加えた。

その後3人は、窒息死したジャニスさんの遺体を約130キロ離れたボルーシャ郡のオーモンドビーチへと車で運んで遺棄し、ジャニスさんの車はオレンジ郡に乗り捨てている。

ジャニスさんの夫は7日の夜に帰宅しなかった妻を心配し、8日の朝に警察へ行方不明者届を出した。

 

この時は妻がとんでもない事件に巻き込まれていることなど想像もしていなかったことだろう。



 

その日の朝、ケーブルテレビ会社の作業員がジャニスさんの遺体を発見し、一家は最悪の結果を迎えることとなってしまった。

12日、ジャニスさんのキャッシュカードで現金を引き出そうとしたところをオセオラ郡警察に逮捕されたロペスは、ジャニスさんの殺害を自供。

続いてオーランド近くのホテルに潜伏していたラモスとキノネス=モンテスも逮捕した。

ジャニスさん殺害を認めた3人は、今も拘留されている。

ジャニスさんは1年ほど前に、母親と夫、14歳の息子を連れてプエルトリコからアメリカに移住したばかりだった。

 

事件を担当したオセオラ郡警察のラス・ギブソン警官は、

「何の罪もない女性が無意味な暴力行為により人生を奪われてしまいました」

と悲しみを露わにしており、このニュースを知った人からも

「まったくもって悲劇」

「死刑に値すべき犯罪」

「なんて世の中なんだ」

 

といった声があがっている。

 

 

 

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