<箕面虐待死>8時間、断続的に暴行か・・・

 

大阪府箕面市の筒井歩夢(あゆむ)ちゃん(4)が死亡した事件で、歩夢ちゃんは死亡する直前まで約8時間にわたり断続的に激しい暴行を受けたとみられることが15日、捜査関係者への取材で分かった。

歩夢ちゃんが食事をこぼしたことがきっかけだったという。

大阪地検は同日、殺人容疑で逮捕された母親の筒井麻衣容疑者(26)ら3人を傷害致死罪に切り替えて起訴した。

 

ほかに起訴されたのは、筒井容疑者の交際相手の松本匠吾(24)▽松本容疑者の知人の大倉敏弥(20)--の2被告。

起訴内容は昨年12月24日午後5時25分ごろ~翌25日午前2時10分ごろ、箕面市粟生間谷(あおまたに)西2の集合住宅の麻衣被告の自宅で、同居する歩夢ちゃんの腹部に強い衝撃を与える暴行を加え、搬送先で腹腔内(ふくくうない)出血で死亡させたとされる。

地検は認否を明らかにしていない。

殺意の立証が困難だったとみられ、地検は「捜査の結果、証拠内容を評価した」としている。

 

捜査関係者によると、3被告は24日の暴行のきっかけについて大阪府警の調べに「食事をこぼしたため」と供述している。

 

歩夢ちゃんの全身には約50カ所のあざが見つかっており、11月中旬に始まった同居後約1カ月間暴行が続き、死亡直前までエスカレートしていったとみられる。【山田毅、村田拓也】

 

 

◇行政機関と警察、虐待情報の共有を

今回の事件では、筒井被告にネグレクト(育児放棄)の傾向があることや、保育所の家庭訪問で歩夢ちゃんの弟(2)の顔にあざが確認されたことなどの情報が府池田子ども家庭センター(児童相談所)や箕面市、警察の間で共有されず、関係機関の連携に大きな課題を残した。

 

虐待防止に取り組むNPO法人「シンクキッズ」(東京都)は今月12日、虐待事案に関する全ての情報を府警に提供することや、実務者会議に警察を加えることを求める要望書を府などに提出。

 

NPO代表理事の後藤啓二弁護士(58)は、

「情報共有がなされていれば事件は防げたかもしれない」

と指摘する。

 

歩夢ちゃんの事件では、児童福祉法に基づきセンターや箕面市などでつくる「箕面市要保護児童対策協議会」の実務者会議が対応を続けていた。

協議会には箕面署も名を連ねるが、実務者会議の構成員にはなっておらず、一家の状況が署に伝わることはなかった。

 

府家庭支援課は

「親族からの情報など慎重に扱わなければならない内容も多く、個人情報保護の観点から全ての情報を府警に提供するのは難しい」

としている。

 

この母親、どれがほんとの顔ですか・・・?

 

 

 

 



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