【ライバルに薬物】 鈴木康大の評判「いつもニコニコいい男」

 

日本アンチ・ドーピング機構(JADA)は9日、昨年9月に石川・小松市で開催されたカヌー・スプリント日本選手権で、鈴木康大(やすひろ、32)=福島県協会=が小松正治(25)=愛媛県協会=のドリンクに禁止薬物を混入し、小松がドーピング違反で資格停止となっていた事実を公表した。

カヌーでライバルの小松のドリンクに禁止薬物を混入した鈴木に対する周囲の一致した評判は

「いつもニコニコして、しっかりあいさつもできる。非常にいい男」

 

16年には福島・二本松市で北京五輪カヌー代表の綾香夫人とともにスポーツジムをオープンしていた。薬物の金額はわずか1300円だったという。

カヌーの日本代表クラスは国内外で強化合宿を繰り返し、1年の約3分の2をともに過ごす。

選手同士、指導者同士とも非常に仲が良いという。

 

10年広州アジア大会後、今回まで連盟が把握しているだけでも妨害行為は数件あった。

だが内部犯行を疑う声は強くなく、選手への注意喚起にとどまっていた。

「ファミリー体質も温床になったかもしれない」

と話す連盟関係者もいる。

過去には現金がなくなったケースもあり調査は続行中。

鈴木の連盟処分は早ければ3月中に確定する。

 

連盟は競技会にドリンクの保管場所を設けるなど再発防止策を練っていく構えだ。

 

また、薬物混入のみならず、小松選手の練習器具を盗難していたことも発覚。

他の選手にも用具にいたずらをするなどの妨害行為も認められた。

小松選手は窃盗で警察に被害届を出していたという。

 

2人は昨夏の世界選手権(チェコ)にも出場しており、関係者によると普段から非常に仲もよかった。

鈴木はカヌーの第一人者として長らく活躍してきたが、16年リオ五輪の代表を逃したことから、一度引退。

東京五輪を目指し、競技活動を再開させていた。

 

古谷専務理事は鈴木の行為について

「若手の台頭があり、実力も伸びてきたことで、記録会で勝つことができなくなってきた。地元での五輪に出たい、という焦りがあったのではないか」

と説明した。

 

小松選手は昨年12月13日付で暫定資格停止を解除。

一方、鈴木はJADAから8年間の資格停止処分を言い渡され、連盟では最も重い「除名」の処分を検討している。

 

小松選手はこの日、代理人を通じて

「競技生活に復帰できることになったことについて、心より感謝の言葉を述べたい。東京五輪出場を目指して、日本代表として、今後とも競技に精進していく所存です」

とのコメントを発表した。

 

 

小松は会見で鈴木に「しっかり反省して欲しいというのが一番」と明かした。

 

鈴木については

「自分がカヌーを始めた時からトップ選手であこがれの選手。仲良くさせてもらっていい先輩だったので本当にショックです」

とコメントした。

今回の問題を

「まさか日本でこんなことが起きるとは思ってなかった。自分がこうなるとは思ってなかったので最初に通知を受けた時は本当にびっくりしました」

とし

「通知を受けたのが資格停止4年間という処分で東京五輪も無理だと思ってショックだった」

明かした。

薬物混入について

「パドルとかも全日本選手権の時もなくなったりして、もしかしたら入れられたのかなとピンと来た」

と明かし、鈴木を疑ったかとの問いに

「鈴木選手に限らず周りの選手を疑ったりしました」

とした上で

「多少はあったりしたけど、信じていた」

 

などと複雑な胸中を打ち明けていた。

 

なんか・・・辛いですね・・・

 

 



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