波乱の1月場所「因縁の取組」予想  

 

貴乃花親方と八角理事長(元横綱・北勝海)は、日馬富士の暴行事件が発覚して以来、土俵上のぶつかり合いより激しいガチンコの権力闘争を繰り広げてきた。

今度は、その遺恨が土俵上に持ち込まれる。1月14日に初日を迎える初場所の土俵は、荒れに荒れる。

土俵外の遺恨も持ち込まれそうな「因縁の取組」を予想する。

 

【貴景勝vs宝富士】(2勝0敗=前者から見た対戦成績、以下同)

日馬富士の引退会見で不満を隠さなかった伊勢ヶ濱親方(元横綱・旭富士)。

その怨念を背負って戦うのが部屋頭となった宝富士だ。

「最大のターゲットは警察に通報した貴乃花親方の一門の力士たち。とりわけ、日馬富士が“最後の土俵(九州場所2日目)”で土をつけられた貴景勝は、全力で潰すべき相手でしょう」(協会関係者)

一方の貴乃花親方サイドとしても、伊勢ヶ濱親方は前回理事選後に、執行部側に寝返った裏切り者。

絶対に負けられない相手となる。

 

【白鵬vs宝富士】(13勝2敗)

暴行事件の原因を作った白鵬から、宝富士は過去に金星を2つあげている。

「2016年7月場所は左腕で白鵬のカチ上げをガード。小手投げで金星をあげた。まさに“白鵬対策”のお手本。宝富士の成績次第で対戦があり得る」(ベテラン記者)

 

【白鵬vs玉鷲】(10勝0敗)

今回の暴行事件で明らかになったのは、モンゴル勢でも上位陣と若手の間に、大きな「溝」があることだ。

「モンゴル勢の“反白鵬派”の代表格とみられるのが玉鷲。ただ、実力派ながら白鵬からは金星がない。玉鷲戦の白鵬は、いつも以上に激しい立ち合いで潰しにいっている」(担当記者)

横審のクレームで白鵬の立ち合いに変化があれば、これまでと違う土俵になる。

 

【鶴竜vs逸ノ城】(7勝2敗)

12月下旬、錣山親方(元関脇・寺尾)ら3人の親方が突然、時津風一門を離脱。

理事選で貴乃花親方支援に動くとされている。

離脱した一人、湊親方(元前頭・湊富士)の愛弟子が逸ノ城。鳥取城北高校OBで、貴ノ岩の後輩にあたる。

一方、時津風一門に残る井筒親方(元関脇・逆鉾)の弟子には、暴行事件現場で白鵬、日馬富士に説教されていた横綱・鶴竜がいる。

「鶴竜は、同じモンゴル出身の逸ノ城に目をかけてきたが、一門分裂でお互い絶対に負けられない相手になってしまった。どんな取組になるのか興味深い」(部屋付き親方)

 

【鶴竜vs貴景勝】【鶴竜vs阿武咲】(ともに初顔合わせ)

昨年、休場続きだった鶴竜。

急成長して番付を上げた貴景勝、阿武咲とは過去に対戦がない。

「初顔合わせは番狂わせが起きがちな上、“反貴乃花を鮮明にする井筒部屋の横綱”となれば、若手2人はなおのこと気合いが入る」(前出のベテラン記者)

先場所は阿武咲と貴景勝が揃って日馬富士を破り、3日目朝に暴行事件が発覚。

休場に追い込まれた。モンゴル横綱に貴乃花一門の2人が再び引導を渡すか。

 

彼らが人気を取り戻すにはまさにガチンコ勝負。

モンゴル力士同志でも八百長の余地が入らない相撲が観たいですね。

 

 



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