【京都2人死傷】重傷男性が証言「死亡男性、立ちはだかってくれた」

 

京都市伏見区で昨年12月31日に男性2人が刃物で切りつけられて死傷した事件で、重傷を負った大津市の男性(45)が3日、入院先の病院で産経新聞の取材に応じた。

中村正勝容疑者(50)=殺人未遂容疑で逮捕=は男性の娘(21)の元上司で、トラブル解決の話し合いのため中村容疑者を訪問したところ、一緒に訪れた男性の知人の猪飼(いかい)将希さん(27)が刺されたという。

 

男性によると、中村容疑者は、男性の娘と京都府内の物流会社で1~2年の間、上司と部下の関係だった。

だが、娘と中村容疑者はトラブルになり、娘は付きまといなどもあったとして、昨年12月初めに仕事を辞めたという。

 

事件当日は、中村容疑者と話し合うため同日午前、娘が電話で中村容疑者に約束を取りつけ、男性と猪飼さん、娘と娘の夫(24)らがワゴン車で中村容疑者宅に向かった。

車を近くに止め、男性と猪飼さん、娘夫婦が中村容疑者のマンションへ向かうと、中村容疑者はマンション前でセカンドバッグを脇に抱えて立っていた。

 

男性が「部屋で話をしよう」と話しかけると、中村容疑者はバッグから刃物を取り出し、威嚇してきたといい、娘夫婦は駐車場へ車を取りに戻り、猪飼さんは騒ぎを聞きつけた近隣住民に「出てきたらあかん」と声を張り上げたという。

そして、車が戻ってきたため乗り込もうとしたが、午後2時55分ごろ、猪飼さんは右胸を刺され、男性も左腕を切りつけられた。

 

猪飼さんは昨年事故で脚を骨折し、男性の経営する会社で再起を図ろうとしていた矢先だった。

事件では男性や男性の娘をかばうように中村容疑者に立ちはだかったといい、

 

男性は

「自分を犠牲にして、みんなを守ってくれた」

としのんだ。

 

 



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